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交通事故は後が大変!

 高石神の男性南原さん(仮名)七十七歳は、平成二十三年の九月にバイクで走行中追突され、救急車で搬送入院。左腸骨骨折、左肩、左鎖骨、腰の打撲と診断され、約一年間懸命にリハビリをしてきましたが、左股関節と左肩の動作痛に苦しんでいました。なぜか損保の治療を打ち切られてしまいました。損保は大災害のあるたびに赤字に見舞われ、全てに引き締めが及ぶようになります。特に交通事故の場合、鞭打ち症のように目に見えない苦痛に暫く経ってから起きることが多く、対応が難しくなります。レントゲンを撮った後、湿布やマッサージ、痛み止めで終わって済ます事がしばしばです。「後は健康保険で治療して下さい。」同じ治療を損保で健保でも受けて治るはずがありません。私達は矯正と鍼も加えて、交通事故によるケガを数多く治して来ました。損保の方にも早く、安く済み、後遺症も出ませんので大変喜ばれています。

 1918年。今から93年前、スペイン風邪が猛威を振るった。6億人の人が感染したといわれる。風邪の殆どがウイルス性の喉と気管に炎症を起こす軽いものだ。厄介なのはインフルエンザで鳥や豚が介在する。動物しか感染しないものが突然変異を起こして人間に忍び込む。ワクチンだけが頼りなので予防注射はしておいた方の良い。ただし自然界には百を超えるウイルスが居るので全部に対応はしない。流行りものなので大体当たる。怖いのは新しい突然変異したウイルスが発生した場合だ。スペイン風邪でも罹った人の1割以下の死亡率なのだからやはり普段の免疫向上訓練が最も大切だ。免疫を向上するためには普段やたらと薬を飲まないこと。食事に運動、ストレスを貯めない事が肝心だ。

 ウイルス性でも8割以上が上気道感染で軽いものなのだ。熱が出たからといって解熱剤などに飛びつくのは疑問だ。ウイルスをやっつける為に体温を上げてくれているのだから抗生物質などはとんでもない。卑近な例で申し訳ないが、私などはビタミンCをたっぷり戴いて、葛根湯を飲んだりしたり、サウナに行って汗をかいて寝てしまう。特にサウナは良い。暑さが普段と違ってとても気持ちよい。石頭の医者には怒られるかもしれない。肺炎などの細菌性のものなら抗生物質よりいいものは無い。

 もし急に高熱が出て寒気がして筋肉痛などがあったら抗インフルエンザ薬を使うしかないが、これが曲者だ。薬の副作用が人間を殺す前にウイルスを殺してくれるから認可されているようなものだ。初期の上気道感染の風邪なら一回の治療で治せる。三日前に若い女性を治した。インフルエンザの患者さんだけは他の人に感染させるといけないので普段悪口を言っている大病院に行ってもらう。

ストレスが円形脱毛症を!

 松戸の女学生大原さん(仮名)、受験勉強から解放されて春からのキャンパスライフを楽しみにしている中、突然の悲劇が起こりました。後頭部にポッカリと丸く髪が抜けてしまったのです。日本人の中で約1.7%の人が円形脱毛症を発症すると言われ、主にストレスによる自律神経失調を原因とした自己免疫末梢神経異常、内分泌異常等があり、中には白癬菌というカビの一種で起こるものもあります。本来、身体の防御機能でも発毛に関与するTリンパ球が逆に毛根を認識相違し、攻撃して根こそぎ奪い取ってしまうのです。自律神経を回復して免疫機能を正常化するには、全身、特に背部のストレス点の治療が大切です。頭部は勿論の事、頸から腰まで丹念な治療を施しました。一ヶ月を過ぎますと、うっすらと髪の毛が生えて来ました。「これでデートにも気になりませんよ。」恥じらいだ笑顔がこぼれました。

 人間は海から来たと言われその進化の仕方は胎児の成長に見られる。胎児は受精してから出生するまでの40週間の間に人間の進化の過程を高速度写真のようにみせる。魚から爬虫類、哺乳類、人間になる姿だ。脳の構造も下層から順に四重の構造をなしている。下層は生命維持装置から表皮に近づくにしたがって爬虫類、哺乳類、最上層の人間の層になっている。前脳と中脳と菱脳の順だ。酒を飲むとこの順に深酔いの状態が表れる。酒を飲むと人格がガラリと変わる。石部金吉のような人が箍の外れた酔っ払いになる。理性は人間の神経だ。次にゲラゲラ笑ったり、美味しいご馳走に大喜びの哺乳類の神経だ。次にオッカナイ暴力を振るったり怒り出したりする自己保存の爬虫類の神経だ。それ以上飲むと生命維持装置が壊れ、吐いたり意識不明になったりする。老化も同じようなものだ。上の層から失われていく。先ずは芸術とか文化的な嗜みは無くなり人間から遠ざかってくる。次に喜怒哀楽の情がむき出しになって子供のようになる哺乳類だ。セックスと食い意地だけが張ってくる自己保存の爬虫類になって最後にはお漏らしなどをし始める生命維持装置の外れた状態だ。

おなか(大腸)で呼吸をしましょう

 「最近便秘気味なんですよ。」 墨田区の竹本さん(仮名)43歳女性と、船橋の横山さん(仮名)59歳女性。便秘は、顔のシミの原因にもなります。大腸には三百種類の百兆個の細菌が住んでいます。人間と同じで善玉と悪玉がいます。免疫力と自律神経、ホルモンにも影響しています。焼肉でホルモン、シロなんて言っているのが大腸ですね。女性は排卵後の生理前、黄体ホルモンが分泌されて、そのときに蠕動運動が抑制されて便秘になり易くなります。又、大腸には約一億個の神経細胞が分布します。心が安らかになっている時に働く副交感神経によって活発に活動しています。寝ている時の安らかな心の時の気持ち良い深い呼吸は腹式呼吸で充分酸素を腸内細菌に取り込んでいます。呼吸は肺でするものではありません。下腹で意識してゆっくりと膨らませるようにしましょう。自然に無意識のうちに釈迦の呼吸が出来ています。万病に効きます。

 確かに気持ちの持ち様で病気が治ることがある。飲みすぎて胃を壊して胃癌じゃないかと心配した挙句、検査をしたら大丈夫だった、途端に胃の痛みが消えた。病気の半分以上がそんなものだ。眠れないと言えば睡眠薬、不安感があると言えば安定剤を出し、痛いと言えば鎮痛剤を出す。何故そうなったのか、どういう理由でこの薬を使うかなんて説明する必要も無い、どうせ素人に説明したって解らないのだから。血液を採って写真を撮って検査数値で病名を決め、適応薬品を使う。三時間待ちの三分間診療に意味はない。それでなければ医者は金持ちになれない。だから他人を待たすなんて気にもせず効率的に診る事だけが最優先なのだ。寿命は時間の延長なのに命のケアをする医者には患者の寿命の時間など犠牲にしても一切気にしない。電話でも済むようなことも再診料の点数を稼ぐ為に呼付ける。それがあたかも忙しいのに診てあげているのだと、ありもしない権威を見せ付けているようだ。患者は新興宗教の信者のように大きな建物で高価な器械があって沢山の医者が居る病院が厳かな神社仏閣に見えるらしく藁をもすがるように群がっている。63歳女性のY中さんの話です。最初は膠原病と診断され、自律神経失調症にバセドー病と次第に病名が変わっていきました。ダンスが好きで定期的に汗をかいているときは極めて健康で疲労回復と筋疲労、捻挫以外の治療はしていなかった。息子さんが結婚してお嫁さんが来た。農家は家内労働で昔から営々と続いている。作物はたびたび各種の賞に預っている。お嫁さんは農作業が嫌いで家事も苦手ときている。Y中さんは行く末を憂い、苛苛する毎日になってしまった。単なる嫁姑の問題で無く父と子との喧嘩にまでなって火宅の家となってしまった。あちこちと身体が痛み、不眠が続き、疲れが酷く、次第に痩せていった。病院通いが続き趣味のダンスは勿論、仕事の農作業にも影響するように歯車が逆に回転し始めた。薬は五種類以上も飲むようになって益々身体は衰えが酷くなって見るからも気の毒に痩せ細ってきた。舌は真っ赤に燃えるようだ。薬ストレスを取り去る事が一番の治療だ。ビタミンCも勧めた。甲状腺の治療もあるので伏臥位と仰臥位を交互に治療した。三日目には憔悴した表情がにこやかな本来の顔に戻っていた。お土産に新鮮な入賞した枝豆を沢山戴いてその夜のビールの美味しかった事。

捻挫の鍼治療

 国分の主婦夜蔵さん(仮名)58歳。先月末、自宅の庭を掃除中にうっかりU字溝に転落してしまいました。ご自身では何が起こったのか分からず、気が付いたら左足関節が風船のように腫れ、足を着くと痛みが走る状態になってしまったのです。捻挫は関節部に可動域以上の運動が加わった時に起こる損傷のひとつです。最も多いのが足関節部の損傷で、しっかりと治療と固定をしておかないと癖になりやすく再度捻挫で痛めるケースがあります。夜蔵さんは最初に整形外科で骨と靭帯の異常の有無を確認し、次に治療は、鍼で行った方が早く治るということを自覚されていたのです。その方が時間もお金も掛からないと賢い選択をされたのです。夜蔵さんの場合、4回の治療で腫れと痛みはなくなっていきました。あまり一般的に知られていない事ですが、捻挫には鍼治療が有効で、早めに治療する事で回復も早くきちんと治ります。この事を御存じの方は、どの位いらっしゃるのでしょう。

 人間の寿命は100歳から120歳まで保てると言われている。病気や外因性の作用がマイナスに働かなかった場合での話である。哺乳動物は成長期の5〜7倍が天年といわれる。人間の成長期は20年とすれば100歳から140歳である。犬の成長期が2年とすれば10年から14年、牛馬は成長期が5年ならば25年から35年である。猿は成長期が12年なので60から84年、象は25年なのだが60年に満たない。ちょっと頷けない。おめでたい鶴と亀では25年と100年に及ぶ亀がダントツである。又人間の身体の変化は女性では7年ごとに、男性では8年ごとに節目のように変わるとされている。7の倍数の女性は14歳になると初潮があり、男性は8の倍数で精通がある。又女性は49歳で閉経し男性は64歳で精力は衰える。中国文化には語呂合わせや白髪三千丈なんて言う誇大表現が多いから面白い。動物は子孫存続の能力が無くなることを「老い」と言う。せいぜい若い人には励んでいただかないと少子化で日本は無くなってしまう。寿命と言っても平均寿命の長い短いは多くは戦争と乳幼児の多い少ないに大きく影響される。死亡率の差が大きく異なるからだ。丈夫で長持ちしているかどうかの健康寿命を考えると日本人は女性が78歳、男性が72歳と言われるが、どうもこれが頷けない。なぜなら高齢者の平均健保の使用額が年間68万円以上といわれ、一ヶ月5万円以上も使って医者に通っている事になるのだ。すべての高齢者が半病人と言われる事になる。医療費に加えて年金、生活保護等の社会保障費が税収を上回ると言うのだからタイヘンだ。先進国ほど社会保障費が問題になるのは何故なのだろう。本来ならば先進民族なのだから社会保障などに頼らず収入も多く自立の精神が高いはずなのだが、これもマネーマネーの商業主義が福祉の名目で金儲けに走っているからだ。高齢者は少ない量とカロリー低めの食事に気を配り、汗をかく運動と社会参加に勤める事だ。医者が真っ青になる。医者と坊主が金持ちになる社会なんて碌なものじゃない。医は仁術であり名伽藍に名僧無しである。坊主の話になるとどうしても死ぬと言う事を考えてもらわないといけない。斎場で骨を拾って、病院で管つきの衰えた姿を見て、手術の光景に恐れおののき、うろたえる。誰だって嫌な事である事に違いは無い。すべての宗教はここから始まっている。時代、場所によって違いがあるものの共通するところだ。しかも100%の確率でやってくる死は嫌が応でも昇らなければならない13階段だ。老廃物が排泄できないくらいに溜まり全身のアポトーシスで綺麗にする死を迎える。宗教は人間が生んだものだ。西洋人は宗教が生活に馴染んで日常化している。日本人も「多宗教人」である。お正月の神社にお盆のお寺、クリスマスにはパーテーに贈り物。死を納得させる為に宗教に陶酔する。法悦に酔いしれるためにはお布施が要る。そもそも金のかかる宗教ほどいい加減なものは無い。良いか悪いかはお布施の額を天秤にかけると良い。あの世なんてものは人間の想像の世界であってありっこない。よみがえってお土産でも持ってきてあの世の話をしてくれたら信用しよう。死は元の状態、生まれる以前の私に帰るのであって当たり前のことなのだ。大自然に溶け込んでいく生命の終末の状態なのだ。たまたま骨だけが焼かれるので残って遺品となる。永遠の命はDNAで孫や曾孫に受け継がれる。それもいずれ訪れる人類滅亡の世では大宇宙ブラックホールに吸い込まれていく。あるとすれば大宇宙のエネルギーに神と言う不可解な不思議な力を認めざるを得ない。

病気にならない為に運動をしましょう

 神様は使わないものは容赦なく奪っていきます。二十歳を過ぎると年に一%ずつ筋肉が減少します。腰が曲がったり姿勢が歪むのは骨ではなく支えて維持している筋肉が衰えたからです。入院して寝たきりになると一日で0.5%、二日間で一年分の筋肉が失われ、歩くのが困難になります。筋肉にはファーストとスローのユニット(速筋、遅筋)があり、前者は瞬発力に優れ後者は運動持続力を専らにします。速筋は筋トレのあと24〜48時間の休息によって筋肉の総量が増え筋繊維が太くなります。超回復と言っています。短距離選手は筋肉マンでマラソン選手はお痩せです。無酸素運動で瞬発力を出せば筋肉モリモリ、有酸素運動で持続力を発揮すれば痩せます。メタボにもウツにもならない為にも運動は欠かせません。ホルモンの湧出にも関与して若返ります。無理をせず楽しみながら長く続けることが肝要です。現代人は運動不足です。

 ヨーロッパのギリシャで起きている財政危機が世界景気の恐怖指数を煽っている。ソブリンリスクと言って国家破産が危ぶまれる国は先進国に多い。日本は飲まず食わずで二年間働いてやっと返済できる。高度成長の時、税収が予想外に多く一億円ずつ市町村に配った時もあった。景気良くする為に1メートル一億円の橋も作った。道路もダムも作った。政治家は国民のご機嫌取りに現金まで配った。数えると限の無い無駄使いをしている。結局ツケは国民が払う。そんな政治家と役人に従って来た因果と言えばそれまでだ。平成11年(十三年前)に三千通の葉書に書いた事を思い出しました。消費税を目的税に、医師、宗教法人、公益法人の課税、議員、役人の半減、市町村議員の無給名誉職化、不労所得の課税強化、金融工学投機行為の禁止、貧富格差の縮小税制、海外援助の見直し、規制の撤廃、食料、燃料、軍事の自衛、労働のロボット化、国公債の日銀券による償還ゼロ化、等でした。その後IMFの管理下に早く入る事が望ましい事も書きました。とどのつまりが来たようです。今度の原発事故の損害賠償の事も岸内閣のときに試算されていました。換算すると二百兆円に及ぶ損害と言われています。当を得ています。もう一度起きたら国家破滅です。日本人は誇りある優秀な民族と自負してきました。今も変わりありません。然しながら危機に瀕したときの政治の体たらくには嘆きと憤りを覚えたのは私だけなのでしょうか。

 八幡のYさん、女性63歳。一週間前から足を着くたびに右腰から大腿部、右膝まで酷い痛みが走ります。長時間の運転とミシン仕事で右足だけを使い股関節が悲鳴を上げていました。心配で行きつけの内科を受診したところ、CTで炎症が認められ、痛み止めと湿布を頂き、安静を指示されました。然し痛みは変わらず、「何とかしてください。」と尋ねて来られました。触診をすると鼡径部に圧痛があり、硬結が診られます。鼡径部の圧痛点と硬結部に鍼を打ち、鼡径部と腰・臀部とをはさむようにパルス通電をしました。鼡径部、右股関節、腰部を吸角し、右股関節を上にした横向きとうつ伏せの治療を3回交互にして牽引を必ず行いました。この方は、3回の治療で治りました。私達に出来ない検査・投薬等は西医に任せて治療の資料としなければなりません。骨盤の構造は女性が楕円形で男性は三角形に近く、女性は出産のため浅く広がり易いようになっています。股関節も男性より浅く、大腿骨頭が寛骨臼に入っています。その為に股関節の障害は女性に多いようです。女性にとって恥ずかしいと思われる部位なので我慢して余程でないと訴えません。心配はありません。被服したままで女性が施術しておりますので、お気兼ねなくおいで下さい。

 高齢者の糖尿病の殆どの人が肥満です。お酒とセックスと塩分の取りすぎに注意して定期的に運動をして汗をかく事です。糖分に気をつけ、野菜と植物性たんぱく質を摂ることです。食事の二食主義もお勧めします。糖尿病の薬を飲む代わりにビタミンCを毎食時に飲んでください。薬は必ず副作用を伴います。特に長期服用する薬には最大限の注意が必要です。多くの場合、高齢者の薬のストレスは飲んで身体の状態が飲む前と飲み続けた後の改善状態と悪化状態の比較で解ります。「お医者さんが飲みなさいと言われたから飲んでいます。」「一生、貴方はこの薬を飲み続けなければなりません。」と言われました。お医者さんは神様ではありません。最大公約数のお医者さんの治療法でお勧めしているのです。自分の身体は自分しか解りません。検査を尊重して個人差を加味して考えなければなりません。自分の身体は自分で管理しましょう。お医者さんのアドバイスを参考にして、どちらが健康で長寿が保たれるのか自分の身体に聞いて見ることです。

 押切の男性会社員浜上さん(仮名)34歳。腰痛で来院されたのですが、実はアトピー性皮膚炎で幼少期から悩んでこられました。2ヶ月前から症状は酷くなり、仕事を休まざるを得ない状態でした。アトピー性皮膚炎は、憎悪と寛解を繰り返し、痒みのある湿疹を主病変とする疾患とされています。遺伝・免疫・自律神経などの異常が原因している事が上げられます。浜上さんは、自らステロイドを使用せず、脂や甘いもの飲食を避け、ヨーグルトやビタミンCを取り入れ、治療に踏み切りました。数回の治療で痒みや湿疹の症状も緩和、深い睡眠も取れるようになって来ました。今迄の治療では考えられないことです。成人のアトピーは、治りにくく長期間の治療が必要です。痒みを抑え、生活を円滑に送るためにも治療は大切です。当院では、中医学を基本に、科学的物療を応用して、生科学反応を最大限に引き出す努力をしています。総ての治療の基本はストレスを取り去ることから始まります。

 糖尿病で脚を切らなければならなかったK岡さん、ヘルニアの激痛に泣いたK藤さん、永い間、精神安定剤と睡眠薬を常用していたO崎さん、テレビも理解出来なくなったY田さん、お薬から少しずつ縁遠くなってから本当の健康を取り戻しました。怖い事に痛み止めの薬を常用していると痛みが酷くなります。安定剤を飲み続けますと不安定になります。睡眠薬を飲み続けますと効かなくなります。中枢神経系のお薬の長期服用は自律神経の乱調を招きます。私たちが毎日直面している頭痛、肩こり、腰痛、四肢の異常、めまい、耳鳴り不眠、振るえ、瞼のピクピク、疲労感等です。神様のように、盲目の人の白い杖のように薬に頼っては健康長寿を保てません。お願いですからたまにはお腹を空かして運動をして汗をかいてください。ビタミンCを毎日飲んでください。ストレスは私たちが取って差し上げられますから。

 運動不足によるメタボは内臓脂肪の増加による動脈硬化、心疾患、脳血管疾患、糖尿病、高血圧、高脂血症などを引き起こします。いわゆる生活習慣病です。薬を飲んでも症状を抑えるだけです。体質に変わりはありません。有酸素運動は非常に重要です。糖分・脂肪がエネルギー源として利用されるために内分泌・呼吸・循環器系の改善が期待できます。神経では加齢に伴うドーパミンの減少を緩やかにして神経伝達速度を増加させます。ケガも少なくなり、ボケの防止になります。かたや免疫ではNK細胞を活性化させて、がんの予防にもなります。ほぼ毎日(週に5日以上)汗をかいて、一日30分以上運動することが理想的です。私達は治療するかたわら生活習慣病予防のお話をしています。健康を取り戻し、ジムや通りすがりに元気なお姿を拝見することが多々あります。非常に喜ばしいことですが、治療に来られないと寂しいなぁと思うことがしばしばです。

 二千七年の国民医療費は三十四兆円です。接骨院の健保は四千億円弱といわれています。全国の柔整師は六万二千人、三万五千軒の治療院があります。異常な増え方です。柔整師の健康保険は受領委任制度と言って患者の代わりに治療費を受け取ることが出来ます。これは法律ではなく厚労省の医療局長通達に基くものです。健康保険税でなく健康保険料だから四千億に成らんとしている柔整師の健保の使用を法律に基かず厚労省医療局長は許しているのでしょうか?接骨院は整形外科が少なかった時代に柔道場の先生が経営する重要な治療機関でした。現在では保険も適用されるようになりましたが適用疾患は捻挫、打撲が主で新鮮な外傷性に制限されています。ファジーな線引きで何か捻挫で新鮮で外傷性か明確でありません。蓄積された労損性が発症し転んだ捻った覚えの無い自然発生的捻挫もあります。骨折、脱臼はレントゲンを禁止された柔整師には医師に頼ることになっています。それにしても捻挫打撲で四千億円も国民が使っているなんて不自然すぎます。現在の柔整師の治療の内容は二百円から三百円程度の負担金で十五分から二十分の指圧マッサージをしているのが実態です。誰でも受けたい、してあげたい治療です。ハシゴで指圧の治療を受けている人も多々います。いくら審査を厳しくしても柔整師を少なくしても保険証と言うクレジットカードを渡している限り無理な話です。現在でも三千円の治療費を請求するのに半分の請求費用や、これに関わる行政費用がかかっているような状態なのですから小手先の圧縮工作をしても屋上屋を重ねる浪費になるだけです。治療費の請求を柔整師の治療と切り離して保険者と被保険者の関係として全額本人が支払って後から保険者から還付を受ければよいのです。鍼灸師も指圧マッサージ師も医師の同意書を必要とする委任払いです。法の下の平等の見地からも何故柔整師だけに現物支給の受領を委任する制度にしたのか解りません。政治献金がものを言ったのかもしれません。組合健保は協会健保や高齢者の健保、国保の負担までして赤字が三千億超になっています。黒字でホテルのような保養所を造っていた頃とは様変わりです。組合健保の被保険者は国の働き手の大切な人達です。その人たちが接骨院に足を運ぶ度に治療に行くなと言わんばかりに調査と称する手紙に驚かされているのです。一方協会健保と国民保険は親方日の丸です。審査が甘いと見越して組合健保に比べて請求額を水増ししている柔整師もいるのです。不足すれば国の援助を当てにしたり保険料を上げれば済むのですから組合健保の人たちに比べて楽なものです。「整形外科に行って下さい。」とあからさまに指導をしている組合健保もありますが整形外科も指圧マッサージをサービスしている所がはやっています。そもそも接骨院に通っている患者さんは整形外科で薬漬けにする必要の無い患者が殆どです。指圧マッサージも治療手技としては取り入れられるべきものなのですがそれだけの健康保険の財政状態が許される余裕があるのでしょうか?指圧マッサージ師になっている柔整師に私達は自粛を呼びかけてきました。ブレーキの効かない車は廃車にされる運命にあります。柔整師、鍼灸師、マッサージ師の健康保険は全額本人が支払って後から本人が健保に還付請求する制度にすべきと考えます。とめどなく膨らむ医療費の為に国民は何時まで保険料の値上げに耐えられるでしょうか。健保の安易な利用を防ぐ為、自己負担率のアップ又は小額医療費の本人全額支払いの後の還付制度にせざるを得ないでしょう。医師の不足の解決は優遇ではなく自由な競争と行政の不干渉によって解決します。一方私達はものを買うときにはそのものを良く見て値段にふさわしいかどうか判断して買うのに医療、介護のサービスを買うときにはそのサービスが一つ一つ幾ら保険から支払われているか、良質なサービスか否かをどれだけ私たちは理解しているでしょうか。セーフティネットととしての保険本来の目的の健康保険、介護保険の姿に戻ることが待った無しの国家財政です。日本は今、最も我慢を必要としている時代なのです。グローバル化する経済戦争に打ち勝つ為にはより積極的な資金の配分を競争力強化と技術開発に向けるべきです。日本は決して新衰退国家ではありません。

 肩甲骨の内側にあるツボです。重苦しい、疲れた、不快感に痛みが伴います。時に腕と肩甲骨を動かすと痛みを覚えます。膏とは横隔膜の上、肓とは心臓の下の方を指します。治療するのに危険な為、治しにくい重病とされていました。マッサージをしても湿布をしても治りません。ましてや痛み止めでも根治しません。藤原の海本さんは女性で五十九歳です。話題のデパスに高血圧のお薬を永い間お飲みです。耳鳴りも伴い頭痛もありました。私達の治療は四診八綱と言う原則に基づき治療点を定めるのが最も重要としています。この方は右頚に主因がありました。「此処を押しますと左との違いがわかりますか?」「痛い!」治療をし始めると気持ちが良くて「カイカーン!」「今までこんなに汗をかいたことがありません。ぐっしょり汗が出た後、朝起きたらスッキリして頭痛も耳鳴りも肩引きの痛みも不思議にとれていました。」「一回で治ってしまったら当院は倒産してしまいますよ。」「又来ますから心配しないで」

 値段を解っていないサービスを私達は受けています。物を買うときに値段を解って買うのが常識です。 医療の不思議は薬にいくらかかって診察代がいくらで点滴代がいくらでレントゲン代がいくらで検査代がいくらかと解った上で何割支払ったと理解していないことです。健康保険も税金です、およそ税金ぐらいわからないで使われているものは無いでしょう。全く困ったものです。何をどのくらい何時、何処に支払ったかスポンサーの国民に知らすべきです。さて国民の医療費が増大する一方で税負担も大変です。少額医療費は先ず自己負担で支払った後に還付を受けるようにすべきでしょう。我々の業界、柔道整復師の保険の問題点は按摩マッサージで健保の請求をしていることです。整形外科でも同じようにモミモミをサービスしているところは繁盛するのでマッサージ師を置いているところが多いいのです。捻挫、打撲、挫傷だけでしかも新鮮なものとされる保険者との協定では柔整師の健保は成り立ちません。不適正な請求が当たり前のように罷り通っています。しかも鍼灸師、本物のマッサージ師は同じ官製、免許資格者なのに健保の取り扱いに差別があるのです。法の下の平等ではありません。

 背骨は管状になっていて中に脊髄神経を通した電話線のケーブルのようになっています。それが狭くなってそこから出ている神経を圧迫して痛みや痺れをその神経の支配する分野に起こします。平成18年の夏に一回目の手術を受けましたが改善されずに二回目のオペを翌年に受けました。歩いては止まり、歩いては止まりの連続は変わりありません。痛みは鈍痛に変わっていますが何とかならないのかと、の思いで来られました。ご近所に住む七十四歳の男性です。治療効果の良し悪しは以前より痛みの出るのが少なくなったか、歩行距離は伸びたか、痛みの性質が変わったか、で治療効果の良し悪しが決まります。三つの比較効果は改善されていきました。

 尿酸が結晶となって足の親指や関節に炎症を起こす病気ですが痛みが酷く寝ていても静かにしていても同じです。酒、特にビールと酒の肴の貝類、乳製品、焼き鳥などのプリン体の多いい食品は禁じられます。お薬を頂く前に アスコルビン酸=ビタミン Cと水分を多量にお飲みください。驚くほどに良く効きます。足首などが痛んだ時によく捻挫と間違えられる場合がありますが捻挫と一緒に発症する場合もあります。文字通り風に当たっても痛む程静かにしていても痛む特徴があり発赤、腫脹、熱感があります。通常尿酸値が高いのですが急性の場合認められない場合があります。マッサージは厳禁ですし局部はノータッチ、遠位取穴と腎臓の治療を施します。一日で軽減してしまいます。通常使われているお薬は身体によくありません。騙されたと思っておいでください。これで沢山の人を救っています。

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