捻挫の鍼治療
国分の主婦夜蔵さん(仮名)58歳。先月末、自宅の庭を掃除中にうっかりU字溝に転落してしまいました。ご自身では何が起こったのか分からず、気が付いたら左足関節が風船のように腫れ、足を着くと痛みが走る状態になってしまったのです。捻挫は関節部に可動域以上の運動が加わった時に起こる損傷のひとつです。最も多いのが足関節部の損傷で、しっかりと治療と固定をしておかないと癖になりやすく再度捻挫で痛めるケースがあります。夜蔵さんは最初に整形外科で骨と靭帯の異常の有無を確認し、次に治療は、鍼で行った方が早く治るということを自覚されていたのです。その方が時間もお金も掛からないと賢い選択をされたのです。夜蔵さんの場合、4回の治療で腫れと痛みはなくなっていきました。あまり一般的に知られていない事ですが、捻挫には鍼治療が有効で、早めに治療する事で回復も早くきちんと治ります。この事を御存じの方は、どの位いらっしゃるのでしょう。