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豊臣秀吉も愛したお灸

 お灸は艾を皮膚上で燃焼させて病態に治療効果をもたらします。艾はヨモギの葉の裏の産毛を集めて陰干しして精製したものです。約3千年前に中国で発明され、後に遣隋使や遣唐使により日本に伝わり、発展してきました。

 お灸をすると皮膚の下にある筋肉や血管、リンパ管が刺激されて細胞が活性化し、免疫作用がアップします。リンパの流れも改善して浮腫みが解消、温熱効果により局所の充血や貧血を調整して炎症を和らげます。

 シネオールという精油成分は強力な消毒・殺菌・鎮静・鎮痛効果を併せ持ち、香りにはリラックス効果もあります。治療中に「アチチっ!」と声があがることもありますが、肩や腕がこわばる程パソコン仕事を頑張った中田さんは張りが取れて柔らかになり、癌と闘う良川さんは浮腫みや怠さが改善しました。

 豊臣秀吉が茶々に「嫌いなヤイト(お灸)を我慢して据え、病いが快癒したと聞いて満足している」と送った手紙が発見されました。秀吉が57歳にして秀頼を授かることができたのもお灸のおかげです。

長時間運転ご用心

 アクセルとブレーキを踏むのは右足だけです。足関節から膝関節、股関節、仙腸関節、下部の腰椎まで動作が伝わります。

 昨今の道路事情から毎日何百回も同じ動作が続きます。労損性の捻挫から疲労骨折まで起きています。腰椎の変形からは神経痛が絶えません。

 八幡のKさんは一日6時間、時には12時間以上も運転しています。71歳ですから疲労も溜まっていました。「夜痛くて一睡もできないんだよ!」右の腰から股関節にかけて確かな圧痛点が広がっています。こうなると痛み止めも効きません。横向きと伏せた状態の交互の治療を要します。2、3日は夜の痛みが取れませんでした。パルスに吸角にお灸も使いました。腰眼というツボを押圧すると「ソコ!ソコ!」大きな声を上げて鍼を要求します。寄鍼吸角は著しい効果を上げています。

 心配で電話フォローをしますと「40年来の痛みが取れてお正月はとても助かったよ。有難う」でした。ホッとしました。車の運転で足腰を痛める方が絶えません。今年も電話のフォローで一喜一憂することでしょう。

笑顔になる治療が大切です

 先月、80代女性 I さんが来院されました。症状は頸、肩の痛み、便秘、頻尿、睡眠障害等、多々ありました。パーキンソン病の影響で自律神経にも障害を来しています。

 パーキンソン病の日本における有病率は10万人に100〜150人ほどです。発症年齢の多くは60代で、男性にやや多く、特徴は仮面様顔貌と言われる硬い表情と、小刻み歩行で歩幅が狭く、時には速度が増して前傾姿勢が強くなり、突進現象を生じます。手足の震えやこわばりがあり、初期では左右差がありますが徐々に両側に症状が現れます。原因は脳内物質の黒質、神経伝達物質のドーパミンの減少です。来診時の脈診は欠かせません。

 治療は頭鍼パルスと頭部のお灸が功を奏します。東大の研究チームが頭に微弱電流を試みたところ改善が見られたと発表しています。頭鍼パルス時に手の震えが止まり、舌の回りも良くなり、お話しするのが楽しそうです。そして表情は豊かになって笑えるようになりました。

背中のコリと痛みは病気のシグナルです

 癌になった人にしばしばお聞きすることですが、前駆症状として「背中が重くて痛かったんだよね」と言われます。癌でなくても何らかの病気になるシグナルと受け止めるべきでしょう。

 人間の60兆個の細胞は内と外のマイナスとプラスのイオン交換の電位差から生じる微量な電流によって活動しています。その異常は五臓六腑の全ての生命活動に影響します。

 平田の川田さん、南八幡の岡本さん、松川の田原さんの背中は亀の甲羅のように固く重く息のつけないような症状でした。高血圧、糖尿等の治療もしておられました。

 私達のパルス療法は異常な生体電流の正常化に役立ちます。吸角は毛細血管から血液の浄化に働き、身体のペーハーを改善してマッサージでは及ばないコリをほぐします。痕の付かない督脈の台座灸は全身の脊髄神経に及び瞬時に軽々とした身体を取り戻します。何らの検査も点滴も服薬も不要です。最も大切な病気にならない治療です。安くて効果的な心からの治療が続きます。

男の子が生まれました!

 少子高齢化は日本の大惨事です。厚生労働省によると、2017年の出生率は94万6千人で、過去最少を更新しました。

 片や、65歳以上の高齢者の総人口に占める割合が27%で、4人に一人が高齢者です。これから毎年30万人、40万人、50万人と人口が減っていきます。誰でも子供のいる家庭を望んでいますが、社会環境が拒んでいるのです。

 横浜市の41歳のKさんもお仕事をしながら妊活をしていました。定期的に来院して卵胞ホルモンと黄体ホルモンのバランスを保つために自律神経の調整を心掛けていました。「先生、妊娠しましたー!」「やったー!」。本当にうれしかった。母親になる喜びと不安の交錯の中、心身の治療をしながら十月十日が過ぎて「男の子が生まれました!」「バンザーイ!」。

 動物は快い巣を作って子供を産みます。私達が子孫繁栄のための社会環境を作らなければいけないのです。孫や子に負債を残して先食いするような動物は人間だけです。安心して子作りに励んで下さるように、出産・託児所・幼児医療は無料にして当然でしょう。

恐れと不安からの脱却

 身体が怠くて気分がすぐれない。三十代の男性が来院されました。パニック障害と診断され、不安感、不眠、眩暈、動悸、疲れやすい等、窺い知れないほどの不定愁訴があります。処方されたお薬はお仕事中眠気を催しますので服用を躊躇っておられました。   

 出勤嫌悪の為、有給休暇も使い果たし、心身共に粉々の状態でした。人間はストレスを受けるとアドレナリン(副腎皮質ホルモン)が分泌され、交感神経が亢進して血管が収縮し、血行が悪くなり、体温が低下します。免疫、代謝も衰え、負のサイクルを増長します。鬱の状態は精神的なエネルギーの枯渇です。

 頭鍼パルスにお灸を用い、運動療法とビタミンCの摂取をお勧めしました。運動に取り組み、汗をかいて眠れるようになったのです。

 現代人は恐れと不安に苛まされています。何事も笑い飛ばしてしまう心の鍛錬が必要です。運動する意志力は誰でも持ち合わせています。笑おうとすれば誰でも笑えます。私たちは一生懸命ユーモアのある対話を心がけています。

働き過ぎです。疲れ過ぎです。

 不眠、頭痛、肩腰の痛み、目のかすみ、ふらつき、ひどい疲労感、耳鳴り、生理不順、胸やけ等…多くの症状が6年も続いた女性のOさんは、触診でも頸肩背中はカチカチ、足はパンパン、冷えが深く籠っています。典型的な日本人の働き過ぎによる交感神経過緊張症状です。

 全身に張り巡らされた自律神経の中枢は、間脳にある視床下部です。視床下部はホルモン、免疫、内臓の働き等をコントロールします。視床下部のすぐ上にある大脳辺縁系は情動脳ともいわれ、不安やストレスを感じると「緊張信号」を発します。これが慢性的に続くと、ストレス状態から解放されても緊張信号が出っぱなしになってしまい、視床下部にも影響が及びます。疲労の累積が病因になります。

 ビタミンC、温罨法、頭鍼パルスなどストレス点への治療は功を奏します。「目が良く見える!身体が軽い!」。長年の不調からの脱却です。余程うれしかったのでしょう。次の日には、二人のお友達をご同伴でお見えになりました。

診断名で驚かないでください

 骨粗しょう症で骨がボロボロになるんですって!圧迫骨折で自然に骨が折れたんですって!脊柱管狭さく症で神経が狭まっているんですって!ヘルニアで椎間板がずれて神経に悪さするんですって!コレステロールで血液がドロドロになって血管が詰まるんですって!糖尿病で目が見えなくなったり足を切られたりするんですって!高血圧で半身不随になるんですって!年を取って不安感が募って眠れなくなったんですって!ウツで電車に飛び込む人が増えたんですって!骨が変形して腰や膝が痛むんですって!忘れっぽくなったのはボケの始まりなんですって!

 ちょっと待ってください。昔から医者と坊主は驚かすのも仕事の一部と言います。

 本当のことを教えます。人間はそんなにヤワにはできていません。

 医学も進歩しています。科学に付いていけないのは、人間の知恵の方です。

 年金、医療、福祉の財源が危うくなっています。元気で病気にならない医療こそ大切です。健康は意志力です。

旅逝く人の教え

 親しかった本北方の割烹「乃ざき」のご主人が入浴中に心不全で亡くなりました。私と同じ八十三歳で、同じ病気でした。一分間の脈拍数が通常少なくとも五十以上なくてはならないのに四十を切り、疲れやすく、眩暈がして、息切れがしていたのです。

 私はと言えば、時々お手前の治療で凌いでいましたが、間に合わなくなり、仕方なくペースメーカーを左鎖骨下に埋め込み、リード線を心臓の内壁にフックしてパルスを発信して心拍を正常に作動させています。

 NHKで東洋医学の特集があり、古典的なツボと経脈の気の流れを説明していました。

 私の心臓が電池で送られるパルスで動いているように、身体は神経細胞間の伝達部位、シナプスの局所電流によって動いているのです。私達がパルスをテクニカルに利用して実証していることに意を強くしました。

 因みに脳は八百億のニューロンが網状に結びついて電気信号のやり取りをしているのです。医学の進歩した現在、古典からの脱皮が急がれます。

体調の変化についていけない

秋の気配が感じられるようになりました。当院にも『秋バテ』の症状の方が多く来院されています。夏から秋に季節が移り変わる時に寒暖差が繰り返し起こることで生じます。秋口には低気圧が通り始めるので空気中の酸素濃度が下がり、呼吸が乱れ、自律神経も不安定になります。

主な症状は全身倦怠感、食欲不振、下痢、便秘、頭痛、むくみ、風邪症状、関節痛、思考力低下等があります。

治療に関しては頭鍼パルスで自律神経の機能回復をはかり、吸角とマッサージで全身の流れを改善させます。予防対策としては、適度な運動を行うことで自律神経機能の回復も期待できます。冷えを助長させることは避け、温かい食事で弱った胃の働きを整え、入浴ではぬるめの39度位でゆっくりと浸かると副交感神経が優位に立ち、血行促進やリラックス効果が生まれます。就寝時に冷房が必要であれば肌を出さないパジャマで、腹巻があると安心です。夏の疲れをためずに、快適な秋をお迎え下さい。

よろめく眩暈(めまい)

立っていられない、歩けない、体勢の保持ができない、回転するような異常な感覚を言います。自分が、又は周りが動いているように感じます。内耳、第八脳神経、脳内器官の経路の障害と考えられますが、内耳の前庭感覚、視覚、運動感覚の3つの感覚で平衡感覚は保たれています。

鹿骨のKさん(82歳女性)は憔悴した面持ちで娘さんに手を引かれて来られました。圧迫骨折を数回、脳梗塞も2回起こしています。お薬は8種類お飲みになっていました。上背部の緊張が著しく、嘔吐直前の胸悪さの眩暈です。眩暈はこの世の終わりかと不安な気持ちを起こさせます。

私達の脳神経は、常に一定の速度で定まった量と質の血液の循環を要求していると考えられます。ビタミンCをお勧めしました。頭鍼パルスを用いて脳神経を潤す血液の循環を図りました。月に5回2カ月要しましたが旅行に行けるほど改善しています。顔と頭と目を動かす運動に、汗かき運動を少しずつ心がけてください。貴方もきっと良くなります。

癌との闘い

南八幡のOさん、花見川のAさん、本中山のSさん、一之江のMさん、亀有のSさん、東菅野のSさん、大崎のHさん、佐倉のMさんなど多くの癌の方がお見えになっています。中には抗癌剤で頭髪は抜け、皮膚は黒ずんでカサカサになり、足が浮腫んで疲労困憊の方もおられます。「だるくて朝起きられないんだよ」。仕事を続けておられるのには頭が下がる思いです。常に、体内に発生している癌を免疫が食い殺しています。原因を突き詰めると必ず過度のストレスを経験しています。ストレスで免疫が衰弱したための発症なのでしょう。抗癌剤は命が持つか癌が死ぬかの命がけです。ビタミンCとパルス鍼、お灸は大変効果的です。字数に制限がありますので、その機序は別の機会にしますが。「いやー明日になると身体が軽いんだよねー」。浮腫みが取れて、皮膚の色が健康的に変わります。アップルのジョブズさんも鍼を続けていました。飲食労倦房事過多のストレスは寿命を縮めます。社会不安も癌を増やします。

猛暑です!白熊が熱中症になった?

かつて経験したことのない猛暑日が続きます。喉が渇いていなくてもこまめに水分を補給しましょう。塩分控えめなどと言わずにナトリウムも大切です。急激な発汗は脱水症、熱中症の原因です。私たちは毎日大きなペットボトル2本分の水分を放出しています。尿や便で1.5㍑、汗で0.5㍑です。身体の6割は生命の成分を運ぶ水でできています。不足すると血液が凝縮されてドロドロになり、血栓ができやすくなります。脳梗塞が夏に多いのはこのためです。就眠中は汗や呼吸で水分が失われても補給ができません。その結果、血液の粘度は早朝の4から8時くらいまでが最も高くなり、脳梗塞や心筋梗塞の発作は早朝や午前中に集中しています。枕元に水差しを置いていて命が助かった事例はたくさんあります。地球温暖化で氷山が溶けて津波が起き、海面が上がって島が消えてしまいそうです。北極圏が33度にもなって白熊が熱中症になるかも?人間は何で自分の住家の地球を壊すような馬鹿なことをするのでしょうね。地球温暖化防止の為のCO²の削減は何処の国が反対しているかご存知ですか?自国の為のファーストなのか自分の為のファーストなのか解りませんね。

変薬為毒(薬が変じて毒になります)

厚労省が多剤服用について指針を述べています。私達は薬ストレスによって苦しんで居る人達を沢山救って来ました。4種類以上の併用で年に十万人以上亡くなっています。否、もっとかもしれません。お医者さんが「薬を止めると治ります」という本を書いています。薬は必要です。飲み方です。胃液という塩酸に化学物質である薬を十種類も混ぜて胃袋で振って体中に流していると思うとゾッとします。「お医者さんが飲めと言うから」、「飲まないと不安だから」「親切に沢山出してくれるから」。薬は製品になるまで膨大な費用がかかります。お医者さんも大変な費用を掛けて資格を取ります。だから元を取らないといけません。だからと言って貴方の命を犠牲にする訳にはいきません。医療費が財政を圧迫しています。無駄な薬を節約しようと懸命です。私達は自然の本能によって毒か薬かを知っています。その感覚を研ぎ澄まして慎重な選択をしましょう。私の友人の医師は決して多剤服用はしていません。

脳溢血・梗塞の後遺症麻痺(シビレ)

市川市田尻のKさん男性35歳。転職をして、「さあ、心機一転がんばるぞ!」と思っていた矢先の去年の12月、トイレに入ったら急に鼻血が止まらなくなり意識もなくなり、救急車で病院へ搬送されました。頭の血管が破れて出血するのが脳出血。脳溢血ともいいます。入院、リハビリをして帰宅したのが今年の5月。右手足に脳出血の後遺症の痺れがあります。「痺れで感覚が鈍くて、出かけるのが恐いんですよ。」半身麻痺の治療には丹精込めた手数と時間がかかります。頭鍼にパルス・指端穴に鍼とお灸。中国では、脳血管障害の後遺症には、いち早く鍼灸治療を始めます。20年前、専門学生の時に研修旅行で訪れた天津の病院では、発症2日後の方が鍼灸治療を気持ち良さそうに受けていたのを思い出します。少しずつ少しずつ痺れが良くなって、「おかげさまで、来週から就業訓練に通います。早く仕事がしたいんですよね。」10回目のことです。私たちの臨床上では、早ければ早いほど回復することを実証しています。

筋肉の衰えを防ぐことが大切

最近よく聞く言葉があります。サルコペニア、フレイル、ロコモです。ご存知の方も多いのではないかと思います。サルコペニアは全身の筋力低下。フレイルは年齢に伴って筋力、心身の活力が低下した病態。ロコモは運動器の障害の為に移動機能の低下を来たすことを言います。老化は足からと言われます。筋肉には瞬発力に関わる速筋繊維と持久力に関わる遅筋繊維があり、速筋繊維は年齢の影響を受けます。その為、高齢の方は早い動作が難しくなります。私達は毎日のように患者さんに身体を動かすことを勧めています。最近多発している圧迫骨折、脊柱管狭窄症の原因です。スクワットをしましょう。〇足腰の鍛え 〇尿漏れ防止 〇冷え性改善 〇認知症予防 〇便秘改善 〇免疫力向上に役立ちます。毎日30分の運動は国民医療費を半減させます。

喘息が止まった!

「慢性閉塞性気道疾患」難しい名前ですが、喘息の別の呼び方です。気道が詰まったり炎症を起こしたり、色々な刺激に過剰に反応して咳き込む病気です。千人に50人の有病率でしたが年々増えています。子供と老人に多く、白人より黒人が多いのは自然界にあってはならない刺激物に弱い為でしょう。ひーひーぜーぜーして咳と息切れに胸苦しさを覚え寝て居られません。ご主人に連れて来られたTさんは83歳です。気管支を広げる薬に収縮とアレルギーを抑える薬を戴き、約10か月飲まれましたが治まりません。頸肩に腰も痛み老化が進んでいます。要介護1だそうです。私達は自律神経の治療に専念して呼吸器系のツボを駆使しました。お灸は古くして驚くべき効果を上げます。副交感神経と交感神経は中医の八網理論の陰陽表裏寒熱虚実とオーバーラップします。紙数を要しますので説明を省略しますが、この方は3回で喘息が止まりました。治ったとは書けないのです。刺激に対する過剰反応が治った訳ではないからです。

2人の女性の股関節痛

横浜から来られる3月に定年退職した小学校の先生と、同年代で共通したやや太めの若宮のYさんです。「立っているのが辛くてすぐに横になりたくなってしまうの」「アグラをかこうとすると左足が組めなくて後ろにひっくり返ってしまうの」痛み止めを使って凌いでいらっしゃいます。股関節は人体の最大の関節で体重を支えながら2本の足だけで移動する役目を果たしています。女性の関節は出産の為、大腿骨頭が寛骨臼に浅く入って開きやすくなっているだけ故障が多く、80%が女性です。関節の構造が立体的な為、うつ伏せ、仰向け、横向きの3方向からの取穴になります。痛いから動かさない、動かさないから付着筋が弱り、柔軟性が無くなり体重移動が辛い悪循環に陥ります。「お相撲さんのように股裂きと、お坊さんのように半臥のアグラかきストレッチをしてください。」全然出来ません。それでも少しずつ伸びてきました。「歩くのが痛く無くなったわ」命取りの大腿部頸部骨折にならないようにウオーキング。ウオーキング!

治療はする側とされる側の共同作業

今年から大学生となり、憧れのキャンパスライフを満喫するはずのY君でしたが、運動不足に受験勉強での長時間の座位と姿勢不良やストレスが重なって、腰を蝕んでしまいました。医療機関での診断は腰椎椎間板ヘルニアでした。数年前までは深いお辞儀をして手が床に着くことが出来ましたが、今ではとても無理です。痛みは去年の4月頃から起床時に腰と臀部に出始め、長時間同じ姿勢が続くと増悪して授業を受けるのにも痛み止めの薬を服用して耐えていました。治療は吸角剥離療法とパルス療法をメインにして痛みを取り、その後牽引やマッサージをして、自宅では股さきストレッチをお願いしました。治療に参加協力して頂いたおかげで治療2回目には起き上がりが楽になり、5回目では授業中の痛みが無く、痛み止めを飲まなくて済んだそうです。病気の改善には治療する、医師や薬に頼るだけでなく、患者の自ら治そうとする意志とメンテナンスが最も大切です。何でも他力本願、他人任せではいけません。

膝の人工関節・水抜き・ヒアルロン酸の前に

変形性膝関節症、内側側副靭帯損傷、半月板損傷、タナ障害、鵞足炎、骨盤の歪みによる放散痛、原因は膝の酷使、ガニ股、筋力不足、外反母趾等…膝痛の中でも多いのが内側の痛みです。筋肉。靭帯・骨や関節など様々な場所が関係するので原因も一つではありえません。中でも多いのが鵞足炎です。40代男性のTさんは趣味のランニングで発症しました。ガニ股の80代、男性Mさんはもう歳だからと諦めかけていました。丁寧に触診し当院独自の鵞足炎の治療をしたところ、お二人共に2回で症状が改善しました。鵞足炎は3方向からの筋力の働きで膝の下の骨に付く場所が擦れ、炎症し膝内側が痛みます。筋肉の走行がアヒルの足の様なので鵞足と呼びます。スポーツをする若者、運動不足のお年寄りが多く、高齢の方はX線を撮り、膝関節が狭くなっていることを指摘され、変形性膝関節症と診断される方もおられます。何が、どこが原因で痛むのか?腰?股関節?外反母趾?触診、鑑別をしっかりして原因に沿った治療をすることが大切です。

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