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高齢者の腰と背中の曲がりもあきらめないで!

 「老」という文字は、身体が曲がり、杖をつく様子の象形文字です。Kさん80歳は左に、Mさん78歳は右に背骨が曲がり、腰痛を訴えて来院されました。高齢者の腰・背中の曲がりや傾きは、背骨の椎間板が弱くなって潰れたり、ずれたり、骨粗しょう症や圧迫骨折等に因り起こる、女性に多い症状です。閉経期になるとエストロゲン(女性ホルモン)の分泌は急速に減ります。このホルモンは骨からカルシウムが溶け出すのを抑制しますので、分泌の低下で骨密度が減り、側弯等のリスクが高まります。無理な筋肉・神経への負荷で腰痛、足の痺れ、歩行困難、頚下がり、臓器を圧迫して消化器・泌尿器系の障害を起こします。病気や薬に因る場合もあります。

 背中がエビのように丸まった江戸川のYさんは8種類ものお薬を長年飲んでいました。治療と併せた仙腸・股関節の矯正ストレッチとポールストレッチは効果的です。「身体が動かし易くなってきたのよ」。不思議と背筋の左右の高低差、側弯、前屈の状態が真っ直ぐになってきました。

安心して子供が生めますように

 日本人の人口が今世紀末には5千万人!?毎年50万人以上減少し、人口は半減するようです。1人が2人分働かないと現状を維持できない社会です。果たして、ITやAIロボットにその一人分を代わってもらえるでしょうか?人口増を図ることが今後の国運を定めます。厚生労働省によると出生率(一人の女性が一生の間に生む子供の数)は1.36です。2.1以上でなければ人口は減少します。動物は命を繋ぐことが使命です。種の保存のために生殖の相手を選び、その育児環境を窺います。人口増を図るために出産・託児・医療・教育を無料にしなければ、女性が出産を躊躇します。

 横浜市のKさんは41歳で男の子を、千葉市のMさんは30代で2人のお子さんを儲けられました。お二人とも腰痛持ちで、独身のときから通院しています。「先生、お陰様でこんなに大きくなりました!」。恥ずかしがって、ご主人の後ろに隠れている息子さんはもう2歳です。妊活のために定期的に来院して、妊娠中も母体管理をされた上での大成功です。出産・育児は国の"一大事"です。

お年寄りを大切にしましょう!

 北方町のKさん84歳は一人暮らしのご婦人です。不安感と頭重感でいつも何かに追われているような落ち着きのない心理状態に悩んでいます。心筋梗塞に高血圧、うつ病と診断され、5種類のお薬に頼っています。

 日本には600万人以上の一人暮らしのお年寄りがいます。食事に外出、病院通いに買い物にと困っています。おまけに押し売りや強盗、詐欺にも遭っています。社会的地位の喪失や近親者との別れ。生きがいを失い、社会と断絶した孤独な生活です。お孫さんに囲まれ、賑やかな家庭で息を引き取る方はほとんどいなくなりました。年齢にかかわらず、いずれ訪れる終焉です。

 お年寄りに話し掛けてください。他愛のないことでも笑ってください。どんなお薬よりも効きます。お年寄りは、私たちに教えてくださることをたくさんお持ちです。きっと繰り返し教えてくれるでしょう。Kさんはよくお電話をくださいます。お話ししているうちに元気になられていることが、電話越しに感じられます。治療を超えた絆が生まれていて、嬉しくなります。

お役に立てて嬉しいです

 食道癌のSさん男性はドクターで、上半身と頚、肩に、前立腺癌のTさん男性は腰から両足に苦痛を訴えていました。お二人とも八幡在住の83歳で、放射線治療を終了しています。後期高齢者の3人に1人が癌になるといわれています。進歩した放射線のピンポイント治療は救いです。私達は抗癌剤治療中の方々のお役にも立っています。異口同音に「身体が軽くなるんだよね」とおっしゃっています。細胞は全てイオン交換の電気で動いています。パルス療法はバッテリー不足状態の病的細胞を充電して賦活します。再発や転移の防止の一助にもなります。癌の予防には過度のストレスを身体に与えず、適度な運動をすることです。

 空気も水も土も汚染されています。コロナ騒動で世界は160兆円も使い果たしました。災害は度重なっています。人間の生き方が問われています。日本は株が上がっても可処分所得が減り、世界GDPシェアは12%から5%に落ち、人口減少が止まらず、貧困層も自殺者も増えています。何が起きても「健康」が一番です。

免疫力が向上します

 「風邪をひかなくなった」「背中の張りが無くなった」「よく眠れるようになった」「慢性頭痛が無くなった」「鼻詰まりが取れた」。私たちの治療は免疫力を向上させます。お灸とパルス鍼は特に有効です。自律神経を改善します。

 新型コロナウイルスに感染して無症状の人、軽症で済む人、重症化する人がいます。その違いは免疫力です。NK細胞やT細胞が活性化されます。中でもキラーT細胞、ヘルパーT細胞は、ウイルス感染した細胞を破壊し、そのウイルスを記憶して次に感染したときに対応します。お灸も治療後からマクロファージが活性化することが確認されています。

 首相官邸ホームページには「ふだんから十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めておきましょう」とあります。筋力向上の運動は欠かせません。不安が病気を増大します。笑って、治療して、免疫力を高めましょう。

 さて、私たち人類はこれまで、変わり身の早いウイルスに対処すべくワクチンの研究に尽力してきました。これらの成果が、世界平和のためだけに使われていくことを願うばかりです。

丈夫で長持ち 百歳!百歳!

 ご近所のOさん93歳女性は優しい息子さん夫婦と一緒に毎週日曜日にいらしています。今まで大きな病気をしたこともなく、現在も病院に通院していません。「先生、病院に行かないから薬も飲んでないのよ」。左大腿骨骨折をして足腰が弱まりましたが、しっかりとしています。

 日本人の平均寿命は男性が81歳、女性が87歳。元気に自立して過ごせる『健康寿命』は平均寿命より男性が9年、女性が13年短いのです。できるだけ自分のことは自分で、人の手助けなしに生活したいものです。

 丈夫で長持ち治療、特に高齢者に”お灸”は効果的です。「あー極楽、極楽」と毎回のようにおっしゃいます。治療後の表情はまるでお風呂上がりのよう。

 健康寿命を延ばすには、薬の服用と入院と手術は最小限にして、適度な運動とポジティブシンキングを!百歳以上の方は全国に7万人。北方のYさん90歳女性は一人暮らし。長年ステンドグラス教室に通われています。鎌ケ谷市のAさん91歳男性も、少し耳は遠くなりましたが、お元気です。「百歳 !? あっという間よ、先生(笑)」。

三叉神経痛は別名自殺病とも言われます

 「夜中に下唇から耳までの顔の右下半分と歯茎に走る痛みで、眠れずに夜が明けました」。70歳の女性です。三叉神経は、額と頬、下あごへと3本の枝に分かれる左右一対の脳神経です。三叉神経痛を起こすと、鼻の横や歯茎、目の周りなどに電撃様の鋭い痛みが走ります。この痛みは人間が感じる中で最も強い痛みと言われ、治療法のない昔にはこれを苦に自殺してしまう人もいたそうです。男性よりも40代以上の女性に多い症状です。「2週間ほど前に下唇に違和感があったのに忙しくて治療に来られませんでした」。後頭部と頚、肩、背中の要穴に耳前三穴を取穴して、翳風、頬車、地倉を加え、パルス療法と遠赤療法を用いました。最初は痛くて触れられなかったお顔が、マッサージをしても痛みを感じなくなりました。

 三叉神経痛の原因は不詳の場合が多いのですが、目と口から入るウイルスによるものと私たちは考えています。時節柄、風邪にはくれぐれもお気を付けください。ウイルスは千変万化です。

外皮から内臓へのアプローチ

 「先生、お久しぶり。ガーデニングをし過ぎたら腰が痛くなってしまって…」。Aさん73歳女性は、旭市から2時間も掛けて通院しています。座禅ストレッチ(半臥の姿勢)をしてもらうと、左股関節が固着して胡坐を組めません。触診をすると、頚・背中は硬直してバリバリに張っています。「お背中のツボに臓器のお疲れが出ていますよ」。不眠もあります。背中のストレス点と股関節を囲むように取穴をして、活性酸素を取るためにアスコルビン酸をお勧めしました。身体が軽くなって、便秘がちでコロコロ便だったのが気持ち良く出るようになりました。「皮膚がスベスベになって、『顔色がいいね』って友達に言われたのよ!」。

 腰痛は消化器・泌尿器系の障害でも現れます。「先生、携帯をスマホに変えようと思うの」。昔、ラジオが寝つきを改善したように、スマホが不眠を治した例があります。眠れない意識過剰を忘れさせ、適度の疲労感が眠りを誘います。気持ちも前向きになられて安心しました。「スポーツクラブに入会するの」と、笑顔で話されていました。

お酒と薬と高血圧

 運動や環境の変化で血圧は常に上下します。一時的に血圧が高くなることは誰にでもありますが、安静時でも慢性的に血圧が高い場合、高血圧と診断されます。

 30年間高血圧の薬とお酒を飲み続けている80歳の男性が腰と背中の痛みでお見えになりました。恰幅が良く、毎晩、ビールと焼酎とウィスキーのオン・ザ・ロックを飲み続けています。お酒はリラックスを促してストレスを取り払ってくれますが、飲み過ぎは興奮状態を招いて逆効果、様々な病因となります。運動不足、肥満、過労、老化、食生活の乱れ、特に塩分の取り過ぎ、カリウム・カルシウム不足は高血圧を誘引します。高血圧は血管に負担をかけ、動脈硬化、脳血管や心臓、腎臓の疾患リスクを高めます。血液検査表には赤信号や黄色信号が沢山出ていました。甲羅のように固く膨隆した背中の重苦しさは臓器疲弊を訴えていましたが、パルス吸角療法で気持ち良く全身を柔らげました。

 しかし、お酒を飲みながら薬を飲むとは驚きました。禁酒は無理がありますが、少しずつ減らしています。今後、休肝日を作るそうです。

無力感で悲し過ぎます

 昨年の1月、税務の仕事を現役でなさっておられる85歳の男性Mさんが腰の痛みでお見えになりました。糖尿病でインスリン注射の経験もあり、尿路結石のオペもなさいました。腰の痛みと痺れで圧迫骨折、狭窄症ともいわれています。お聞きしますと、不整脈で息切れがして、間欠性歩行もあるようです。臨床検査数値も10項目にわたり悪化していました。貧血、高血圧、狭心症、胃・十二指腸の潰瘍、血液サラサラ、皮膚病に至る8種類の薬を頂いています。毎日、胃液の塩酸でかき混ぜて全身に吸収されていくのを想像するとゾッとします。とうとう吐血し、食道がんステージ4の診断で手術をなさいました。2日後に急変してお亡くなりになったのです。治療をするたびに「楽になった、楽になった」と言われ、「生き返ったよ」と喜んでいましたのに……。

 高齢者の方にはいつも「お薬と手術は慎重にしてください。お医者さんによく相談してください」と言い続けています。寿命といえばそれで終わりかもしれませんが……また、残念なことが起きてしまいました。悲しいことです。

コロナによるリモートワーク障害

 労働は、電話とパソコンによる言葉と視覚とキーを叩く指の運動という脳神経による労働に殆ど置き換わりました。新型コロナウイルスの影響で通勤がなくなり楽にはなりましたが、実はこの通勤が定期的な運動になっていたのです。家庭は憩いの場から仕事場、経済戦争の戦場と化しました。同僚とコーヒーを飲みながら、食事をしながらの談笑も打ち合わせもなくカメラで常に監視状態。座位の時間が長く姿勢を保持する筋肉は固定。筋緊張で背中、腰、足に至るまで疲労を蓄積します。眼精疲労に凝り、痛み、痺れが随所に現れます。何しろ、パソコンの画面を通じての空気の動きを感じられない交流ですから相手にきちんと伝わっているかという不安が不眠、食欲不振、自律神経障害まで生じさせます。そんな症状の方が既に2,3人お見えになりました。

 仕事の環境は整ってますか?休憩時間をしっかり取ってますか?ストレッチを随時してますか?食事を定時に取ってますか?友人・家族と談笑してますか?自己管理こそ今まで以上に大切です。エライ時代になりましたね。

コロナストレスで不眠と夜間頻尿

 稲荷木のUさん82歳男性。「寝つきはいいが一晩で3回もトイレに起きるんだ。起きると寝れなくてね」。高血圧と不整脈があります。高齢者体操と太極拳もしていましたが、コロナでお休み。毎日7千歩のウオーキングは続けています。夜間頻尿とは睡眠時に2回以上トイレに行くことです。高齢者の場合は腎臓の尿の濃縮力が低下し、排尿の回数が増えます。尿が溜まっていないのに膀胱が収縮してしまう過活動膀胱や、前立腺肥大等も頻尿の原因です。トイレに起きてもすぐに寝られれば問題はありません。Uさんの後頭部は柔らかく、プカプカとしており、熟睡できていない証拠です。安眠穴という特効穴と、背部のストレスの反応点を取り、百会穴と失眠穴のお灸をし、アスコルビン酸も飲んでもらいました。

 「テレビで不眠に鍼が効くってやってるのを見たんだ。薬を飲んでも寝られなかったからね。トイレは1回で済むようになったし、起きてもすぐ寝られるようになったよ。さっぱりした!」。とても良い表情です。コロナの恐怖より、生計の不安の方が大変になりそうです。

コロナ明けが待ち遠しい

 4月下旬、48歳の娘さんと80歳のお母さんが親子連れで来院されました。娘さんは不眠症で複数の向精神薬を15年以上、お母さんは橋本病と不整脈、心肥大、倦怠感、頭痛、足の痺れ、股関節の痛みでお薬を10年以上服用されています。長期の多剤服用は考え物で、高齢者は最小限にお願いします。腎臓と肝臓は疲弊し、自律神経の不調から不定愁訴の数々に陥ります。特に向精神薬は依存性も高く、心身ともに衰弱し、生活力を奪います。掛かり付け医に相談することです。問診の際、娘さんはお薬のことをおっしゃいませんでした。私たちは「四診八綱」といって、見て、聞いて、触って、嗅いで、陰陽と表裏、寒熱、虚実に弁別して具体的な病状に迫る技を日々磨いています。「お薬を飲まないと不安なのです」。多くの不定愁訴がありました。害になる物に縋りついて縁の切れない邪宗の信仰と同じです。

 健康には意志力が必要です。運動しなければいけない、食べてはいけない、飲んではいけない。お二人にはお灸もしました。ともかく笑いましょう。ストレス点への治療が効果的でした。テレビを見て寝ている方が楽ですけど。人間は楽な生活願望が強くて困ったものです。

コロナより不安感が怖い

 人間には老いと死と病気になる恐怖が付きまといます。゛丈夫で長持ち、死ぬときゃポックリ”私たちのテーマです。「恐れは腎を傷つける」といい、生きる根源を損ないます。自律神経の乱れとしてだるさ、疲れ、コリ、のぼせ、焦り、動悸、息切れ、不整脈、手足の冷たさ等が起きています。薬とワクチンがない以上、早い検査と隔離が必要です。国民生活の保障は当たり前。隠ぺい、嘘、書き換え、忖度等せずに正確に伝え、協力を求めるべきです。経済よりまずは「命あっての物種」です。

 船橋市のKさんはストレスがたまり、薬は効かず、酒浸りの悪循環に陥りました。酒は百薬の長ではなく、百害あって一利なし。酷い全身疲労が取れるため通われました。特別に百会と安眠穴に熱いお灸もして差し上げました。休肝日がとれるようになりました。

 コロナはまだピークを過ぎていません。今後もイタチごっこのように発生します。経済を再開した中国の北京の空は車の大群を背景に灰色によどんでいます。黄砂は無遠慮に飛んできます。空気にもウイルスにも国境はありません。

二度とコロナに負けないために

 お祭り騒ぎの平和な生活が一変し、「大恐慌が起きる」とまで騒がれています。戦争と違って相手は人間ではなく、放射能のように目に見えない、人間を殺してしまう微小な生き物です。人間が野生動物の生存を脅かしたために熊や猪が人間の縄張りに餌を取りに来たかのようにウイルスも人間に取り付いてきました。2002年のSARSも12年のMERSも今回の新型コロナも種の壁を越えて人間を襲ってきました。今回のコロナは軽症、無症状の感染者をたくさん作ってウイルスを広くばらまく作戦のようです。生物兵器の研究だとしたらもってのほかです。特効薬のワクチンを作って予防してもいたちごっこが続きます。

 怒った顔をして大人たちに噛みついた少女の「GDPより生きることが優先です」と言っていることに対して「ごめんね、改めます」と頭を下げて従わないと人間は生き続けることができません。財のために人間を貶めないでください。人の愚かな行動に対して自然は共存共栄を拒否しているのです。私達は今、為すべきことをしましょう。

コロナに負けない!ぶっ飛ばせ!

 新型コロナウイルスに濃厚接触して、陽性になって発症して亡くなる方、治る方、発症しない方、感染せずに陰性の方がいます。免疫と言わないまでも、免疫的体力でウイルスを受け付けない身体を作れます。まず、いたずらに恐怖感を抱かないことです。人混みに出ないことは守りましょう。

 さて、私たちの治療を受けましょう。室内に入る前に消毒薬で手を洗い、電子体温計で体温を測っていただきます。喉に異常がある方は喉を殺菌する喉スプレーをお願いし、ビタミンCをお飲みいただきます。蘇生の妙薬で、ニンニク・ニラ・蜂蜜で作る発酵食の、目からウロコのレシピをお渡ししています。全部無料です。お試しください。毎回のベッドの消毒は勿論です。鍼は主に風邪の取穴にパルスを用い、大椎と陽関の近接光線とお灸が効きます。お灸は焼灼灸といって、熱さを我慢していただくのが良いのですが、嫌な方は痕が付かない、温かくなる程度のお灸をします。サウナ、岩盤浴はお勧めです。毎日お風呂にゆっくり入って汗をかきましょう。 

゛固まった股関節“

 お友達に紹介されていらした本北方のMさん73歳女性は、10年前に左の変形性股関節症と言われ、ほとんど左股関節を曲げることができません。外出時は杖とカートの代わりに押して歩く車イスが必要です。

 股関節は臼状関節ともいわれ、人体で最大の関節です。さまざまな筋肉や腱、靭帯などの軟部組織が複雑に絡み合い、身体を動かすときの衝撃を吸収しています。

 Mさんは左股関節が動かないためにバランスを崩して転倒を繰り返しています。「2週間前に転倒して頚が痛い。頚も変形してるんです」。触診すると、頚椎に著しく左右差があります。左右の脚の長さも違います。頚のむち打ち症状は5回で治りましたが、回旋しない股関節は時間がかかります。ストレッチの仕方もお伝えしました。ベッドからの起き上がりも徐々に良くなってきています。

 熱心に、雨の日も合羽を着ていらっしゃいました。「手術はしたくないので頑張ります。少しずつ少しずつ、薄皮をはぐように――とはこのことですね」。新型コロナウイルスは恐れずにお灸をしましょう。高齢者には一番です。

圧迫骨折にご用心!

 「朝起きたら腰が痛いの。だけどいつもと感じが違うの。バスの中で揺れたので踏ん張ったら、力が抜けて倒れそうになったの」と80歳代のSさん。レントゲンでは分からなく、MRIの結果、圧迫骨折と診断されました。

 文字どおり、背骨が押しつぶされるようにして骨折します。多くは骨粗鬆症から起きています。老化や服薬、運動不足、持病など通常考えられない原因で起きます。くしゃみや尻もち、買い物、寝返り、寝起きなどちょっとした動作でも起こします。

 Sさんの場合は、ベッドから落ちたのが原因です。癌の治療薬と、運動不足による筋力の低下もあるのでしょう。鎮痛剤を頂き、物々しい6万円もするコルセットをなさって来られました。医療用具となると、何でも高価になります。許認可制度がコスト高にして時代にそぐわなくなったからです。

 ともかく、固定と安静と治療が必要です。痛みの緩和と治癒促進は私たちの独壇場でしょう。私たちは現在、時間の許す限り、"オイシイ患者さん”にならないためのストレッチ検査と運動を治療に組入れています。

何だか世の中おかしくない?

 今度は鶏、ラクダやハクビシンでなくて蝙蝠か蛇かもしれない、野生動物のウイルス。表面の突起が太陽のフレアの形をしています。感染力が強く、幸い毒性は弱いらしい。体力の弱い病人、高齢者の死亡が目立っています。不思議と子供が少ない。

 食文化は人間の文明度を表します。孔孟の教えに従ってたまには断食、菜食をなさったら世界にご迷惑を掛けません。掲載時には何十万人の感染者が出ていることでしょう。マスクは勿論ですがうがい、特に手洗いを徹底しましょう。人混みを避けて自然の恩恵を受けましょう。免疫力を付けましょう。

 パルス鍼、吸角、光線浴、灸、脊椎と股関節と股裂きのストレッチに、ビタミンCとニンニク、韮、蜂蜜、アーモンドの発酵食は万一感染したとしても発症度合いが違います。40年、延べ30万人の臨床例が実証しています。地球は小さくなって人類は皆家族です。原発、地震、水害、旱魃、台風、伝染病、環境破壊、おまけにミサイル、核戦争。仲良く力を合わせて生き延びないと、人類滅亡の秒読みに入ります。

背骨の真っ直ぐ伸びた正しい姿勢の方に病人はいません

 背骨は、身体の大黒柱です。脊髄は、血液を生成し、自律神経と各臓器の働きを采配しています。頸椎7個・胸椎12個・腰椎5個・仙骨の骨は脊椎といわれ、脊椎の中に通っている中枢神経が脊髄です。背骨は、この脊髄神経を守り、身体を支え、身体を動かす働きをしています。

 五反田のKさん女性76歳は、長年の立ち仕事の影響もあり、背骨が側弯しています。「先生、腰が引っ張られて痛いの」。うつ伏せになるのがやっとです。加齢とともに筋力が弱り、腰が曲がってきます。骨を支えるのは筋肉です。筋肉は何歳になっても鍛えることができるのです。弯曲部位の脊椎の左右の筋肉の偏りを緩めることで、真っ直ぐになっていきます。

 治療の最後に、腰の牽引とポール(円柱の棒)の上に頭から腰まで沿わせて仰向けに寝るストレッチをします。「縮んでいた背中と腰が伸びる感じがして気持ちがいいわ。娘にポールを買ってきてもらって、毎日乗っているのよ」。私たちの使用する傾斜加重式牽引機は、より安全で効果的です。

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