「命ある限り生きる」が喜び!
難病と闘い続けている喜寿のIさん女性は、28歳で出産した後、蛋白尿が出て、全身性エリテマトーデスと診断されました。その後、糖尿病、脳梗塞、排尿困難、関節痛に悩まされ、全身の肌に赤黒い、オオカミが噛んだ痕のような発赤(ループス)が出ています。お子様とご主人も亡くし、計り知れないお苦しみがあったに違いありません。
皮膚は単なる包装紙ではありません。中枢神経系と同じ受精卵の外胚葉由来の臓器で、頭脳と同じように感じ、考え、また外界や体内からの情報を知らせます。赤黒い肌は毛細血管の澱みと血液の汚れを表しています。主に腎障害から来ています。Iさんの関節痛、主に腰痛を取り除くため、腎臓の治療をメインにしました。多剤服用をしていますので、ビタミンCは欠かさず、多めに飲んでいただきました。
グラウンド・ゴルフに励んでいるそうです。健康は意志力と申します。主治医の先生も副作用に注意してくださいました。4月29日の朝に来られた時は、上半身の一部以外のお肌はきれいでした。腰痛も以前より軽くなっています。何よりも排尿が大切です。