喘息が止まった!
「慢性閉塞性気道疾患」難しい名前ですが、喘息の別の呼び方です。気道が詰まったり炎症を起こしたり、色々な刺激に過剰に反応して咳き込む病気です。千人に50人の有病率でしたが年々増えています。子供と老人に多く、白人より黒人が多いのは自然界にあってはならない刺激物に弱い為でしょう。ひーひーぜーぜーして咳と息切れに胸苦しさを覚え寝て居られません。ご主人に連れて来られたTさんは83歳です。気管支を広げる薬に収縮とアレルギーを抑える薬を戴き、約10か月飲まれましたが治まりません。頸肩に腰も痛み老化が進んでいます。要介護1だそうです。私達は自律神経の治療に専念して呼吸器系のツボを駆使しました。お灸は古くして驚くべき効果を上げます。副交感神経と交感神経は中医の八網理論の陰陽表裏寒熱虚実とオーバーラップします。紙数を要しますので説明を省略しますが、この方は3回で喘息が止まりました。治ったとは書けないのです。刺激に対する過剰反応が治った訳ではないからです。