頻尿
昼間に8回以上、夜間睡眠時に3回以上、合計で一日8〜10回以上トイレに行く時は頻尿といえるようです。高齢者の場合、腎臓の尿濃縮力が低下するので排尿の回数は多くなり、特に夜間トイレに行く回数が増えます。排尿するべき分量の尿が溜まっていないにも関わらず、膀胱が勝手に収縮してしまう過活動膀胱や前立腺の肥大なども頻尿の原因となります。千葉市のKさん(無職・87歳)は、前立腺肥大のため薬物治療を受けて来ましたが、「尿が途切れる、残尿感がある」といった症状は変わらなかったため、諦めていたそうです。頻尿の治療は、温熱パルス針を下腹部と腰部に施し、後頭部と背部の自律神経を治療します。4回目ぐらいの治療から夜間のトイレの回数が1回に減ってきたそうです。ずっと悩んできた頻尿が改善されてきました。また、数十年ぶりに「朝勃ち」が起こり、『何か不思議な気分ですよ!』と照れ臭そうに報告して頂きました。おめでたいことです。