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コロナで不安な心を静めましょう

 8月上旬に「全身が痛い」とお電話くださった70歳の男性Fさん。成る程と思える程に全身のこわばりが酷く、その上、不整脈が出ていました。目は虚ろで定まりません。

 一方、40代の女性Oさんは、お顔の右側半分がピクピクと痙攣して止まりません。中国にご家族を残して来日し、勉強に精を出して介護のお仕事に就きました。職場のストレスは相当なものでしょう。主訴の治療としてストレス点と自律神経叢に施術しました。

 癌になった人の殆どが、発症する前に酷いストレスを経験されています。コロナで日本中の人の心が不安感で騒めいています。私たちはマインド・フルネスの方法のメモをお渡ししてお勧めしています。10分でも良いですから静かに座ってください。Oさんは治療中に吐息法を行うと、ピタリとお顔の痙攣が止まり、寝息が聞こえてきました。

 Fさんは全身の痛みが取れて、目に光が戻りました。私たちも毎朝5分間、静かに目を閉じています。私たちは、皆さんがご自身で健康を獲得する方法もお勧めしています。無料です。是非どうぞ。

心細いお年寄りの一人暮らし

 一人暮らしの高齢者(65歳以上)は全体の3割ほどいらっしゃいます。「先生何とかして!」宮久保のNさん84歳の女性。「どうしたのですか?」「一昨日重い灰皿を落としてしまったの」。左足の甲から趾にかけて赤く腫れ上がり、皮膚が剥けて熱があります。怪我の直後に病院に行きましたが、医師は多忙を極めていたのでしょう。軽傷と見なされ、処置は殆ど無しでした。患部は挫傷部位もあり、感染症を起こしたら大変です。趾は傷みがなく動きましたので骨折はありません。

 私達は、骨折や捻挫、打撲、挫傷にも鍼を用います。傷を避け、周囲と上位の経穴を用います。すこぶる早期治癒を促します。「調布に娘がいるのだけど、心配をかけるといけないので、連絡はできないの」。化膿しないようにしっかりと手当をして差し上げました。「すぐに先生のところに来れば良かったわ。新型コロナウイルスのワクチン接種の予約もお友達がしてくれたのよ」「何かあったらお電話をくださいね」。お年寄りの心配事を聞いて差し上げることが多くなりました。

なぜ小児科があって老人科はないの?

 「老化ですね。痛み止めを出しておきましょう。骨が脆くなっていますからお薬を出します。よく眠れるように安定剤も飲んでくださいね」。腰が、股関節が、膝が痛い、眠れない。老人性症候群とでも言うのでしょうか、そうした方々が来られます。MRIやCT、レントゲン等の検査の結果、原因が分かっても分からなくても同じパターンの治療で終わるのが通常のようです。高齢者は身体が硬く、柔軟体操ができません。背中、腰が曲がって脊髄神経の支配分野の臓器まで疲弊悪化します。「食べ過ぎ」 「薬の飲み過ぎ」 「考え過ぎ」 「笑わない」 を改善すれば健康寿命が延びます。”老人病”を改善して元気に働きましょう。

 東菅野の名門一族のご夫人は80歳。老人性震顫で指が震え、脊柱管狭窄症と10年前に診断。側弯が酷く足まで痛み、手の衰えが酷くなる一方でした。当院には週に一回程度、一年以上、根気よく通ってくださいました。ちょっとお手伝いしただけで、自然治癒力で足の痛みから手の震えまで取れました。側弯も、著しく矯正されました。

マジックのように腰が軽くなります

 大野のYさん69歳女性はビル清掃のお仕事が長く、30年位前に腰椎椎間板症の手術をしました。長時間立っていたり、歩き過ぎたりすると腰から左股関節・左脚が痺れます。

 八幡のKさん51歳男性はデスクワークによる運動不足の解消でエアロバイクを長時間漕ぎ、腰と右股関節・右大腿から脚が痛くなり、病院のレントゲン・CT検査で異常がなかったので痛み止めを飲んでいました。

 日本の腰痛患者は3千万人で、原因が分からない人が85%です。ただ原因の殆どは長時間の固定位・運動不足・加齢による筋力低下などです。治療では、腰椎・仙腸関節・股関節の左右差を注意深く触診します。画像で分からないことが触診で分かることもあります。「ここでしょ?」「そこそこ、そこです」。圧痛点・違和感があるところに秘技を駆使します。股関節を柔軟にする股裂きと座禅ストレッチをお教えし、毎日少しずつの努力をお願いしました。お二人とも治療中はとても気持ち良さそうでした。この気持ち良さが、治療が適切かどうかの判断基準でもあります。

マジックのように膝が痛みません

 身体の移動、安定に私たちの膝は重要な役割を担います。膝は3つの骨(大腿骨、脛骨、膝蓋骨)で関節し、2種の軟骨(半月・硝子軟骨)、内・外側側副靭帯、前・後十字靭帯、骨と筋肉を繋ぐ腱、滑液包などで補強されています。膝の痛む場所も原因によりさまざまです。

 股関節から腸脛靭帯にトラブルのある細野さんは膝の外側が、腰から坐骨神経に原因のある大森さんは膝の裏側が、O脚に変形性膝関節症を起こしている二橋さんと、長時間立ち仕事で鵞足炎を起こした栗山さんは膝の内側が痛み、運動中に無理に膝を捻った森海さんは膝蓋骨の周りが渋るように痛みます。

 まず、痛む箇所に皮内鍼を置きます。痛みを感知する受容器に直接継続的に止痛効果があります。次に、股割り、股関節のストレッチで腰椎、仙腸関節、股関節の状態を確認します。その上で綿密な触診で治療点を定めます。これで殆どの膝の痛みはマジックのように解決します。膝に溜まった水を抜くことや、ヒアルロン酸の注射は応急措置です。人工関節手術は、最終的な判断です。

浮腫んだ脚

 北国分のSさん男性65歳。「2年前くらいから両脚が浮腫むんです」。見てびっくり!両脚の特に膝から下、熱感はありませんがパンパンに腫れ上がっています。内踝も外踝も腫れ上がり、アキレス腱の周りは黒く色素沈着しています。浮腫は、何らかの原因で皮下組織、細胞と細胞の間に水が溜まり、体外に排出されない状態のことです。心・腎・肝の臓器障害による全身性と、静脈・リンパの循環不全による局所性があります。

 Sさんは大きな病院で検査を受けましたが原因は不明。利尿剤だけ頂いていました。ご両親の介護を長年続け、運動もせず、ストレスから一時的に解放されることから甘い物を食べることが多かったようです。背部兪穴・腰から脚・踝の周り(足根穴)を取穴しました。吸角はとっても有効です。「いやー、身体が軽くなってきました」。黒い色素沈着も少しずつ取れてきています。坐骨神経を伸ばす股裂きと、股関節を伸ばす座禅ストレッチをお教えし、ビタミンCをお勧めしました。日本人は食べ過ぎ、運動不足に、薬の飲み過ぎ、ストレス過剰なのです。セルフメディケーションと言って自分で自分の身体の健康を守る為、医者に頼らない健康管理を学ぶべきです。

中国の企業戦士

 頚肩の痛みに胃の痛み、手足のシビレに左胸がチクチクする異常感覚。さらに腰痛に膝の痛み、便秘、頭が詰まった頭重感、胆石もあります。症状多々で、お友達の紹介で来院されましたもうすぐ40歳のKさんは、学生時代に中国から日本に留学され、中国のテレビ局の日本支社にお勤めになりました。頚肩背中は凝り固まり、手足は冷たく、交感神経の亢進に過緊張が続き、血管は収縮し、内臓の働きが低下しています。コロナの影響で、それまで頻繁だった里帰りもできず、仕事に加えてそのストレスが重なったのでしょう。

 治療では、頭鍼と併せてストレス点、腰眼穴へのパルス鍼と光線療法で身体をよく温め、自律神経を整えました。深いため息が漏れていたほど治療はとても心地良さそうで、私たちもホッと安心しました。たくさん飲んでいただいたビタミンCの効用については大変興味を抱かれたようで、中国人のスタッフにも勧めるそうです。

 今日、日本人の実質賃金の低下に対し、中国人の豊かさが増しているそうです。日本の医療を受診する訪日中国人が増えています。この7年間で日本人の1人当りのGDPは20位から30位に落ちて貧乏になっています。

目がピクピクするお二人

 南小岩のOさん42歳女性は、日本に来てから4年、介護福祉士の資格を取得するために専門学校に通っています。慣れない日本の生活に勉強、実習。「先生、見て」。右目がピクピクして、頬と口も不随意に筋収縮があります。

 市川市真間のHさん83歳は、ご主人が急死した直後から左目がピクピクするようになりました。「お父さんが亡くなったのがショックだったのかしら?」。目がピクピクする状態を眼瞼ミオキミアといい、過度の緊張やストレスが原因と言われています。顔面神経に沿って取穴し、頭部・顔のパルスをします。併せて、背部のストレス点と首・肩・腰・自律神経の調整をし、お灸もしました。

 お二人とも、とっても気持ちが良さそうです。このような症状は、パソコン仕事の眼精疲労で起こることも多く、早目に治療をすることです。「先生、ありがとうございました」と言う、治療後のOさんの笑顔はとても素敵でした。超高齢社会による介護職の人手不足が問題です。海外の方が日本の国家資格を取得し、仕事をしています。ありがたいことです。

目が開かないんです

 ひと月ほど前から目が開かない、転びやすい、字が書けない、声が出しにくい、むせる、後ずさりができない……。60代に差し掛かる男性のOさん。病院では進行性核上性麻痺の疑いありとされています。脳の大脳基底核、脳幹、小脳といった場所の細胞が減り、このような症状が現れます。初期はパーキンソン病と間違えられやすく、薬を飲んでもあまり効かず、飲むと余計に早く進行する傾向があります。50〜70代に多く、人口10万人当たり10〜20人程度といわれる指定難病です。

 4月24日に9回目の隔日治療を終えて経過が良好なため週1回の治療に切り替えたところ、再び目が開かなくなり、慌てました。頭鍼のパルス治療が功を奏したのか、治療後はぱっちりと目が開きます。

 ウオーキングは欠かせない治療の必須科目です。何せ、目を閉じたままでは歩けないのですから。脳の微弱電流がパーキンソン病に有効であることを、東京大学の山本義春教授らが発表されたことがありました。その"確率共鳴"の現象が、中国医療の頭鍼にも共有されるものと確信しています。

難治性の副鼻腔炎・蓄膿症「鼻水が10分置きに出るんです」

 市川市真間のⅠさん86歳女性。24歳と40歳、50歳代にそれぞれ1カ月以上も入院する副鼻腔炎の大きな手術をしました。ここ5年くらいは大学病院に通院して鼻・副鼻腔に溜まった鼻汁を取っています。副鼻腔とは上顎洞・篩骨洞・前頭洞・蝶形骨洞という鼻の周囲の顔面に4つある空洞のことです。この空洞にウイルスや細菌、アレルギーによって炎症が起きるのが副鼻腔炎です。鼻水・鼻づまり・匂いが分からない・頭痛等の症状が出ます。

 Ⅰさんは起きているとき、寒いときに鼻水が出ます。「良くならないし、コロナが怖いから病院に行きたくないの」。仰向けで頭鍼パルスをし、鼻通点をはじめ耳鼻咽喉のツボを取穴しました。前頭部痛は少なくなっています。「気持ちが良いわ。私、子供の頃からお菓子ばっかり食べていて、甘い物がいけなかったと思うの」。甘い物は鼻の粘膜にも影響を及ぼします。併せて首・腰・膝も悪いので、伏臥位の治療も行いました。「先生、夜間のトイレ通いがなくなったの」。大変喜んでいました。

脳出血から生還した後の左半身のシビレ

 2月に42歳の若さで脳出血を発症し、生還されたNさん。お母様が通っていたご縁で来院されました。昨年は心不全の疑いで入院し、肺炎にもなりました。脳出血は生還されても意識が戻ったときから手足が動かない、歩けない、話せない、食事がしにくい、体や手足が痺れるなど後遺症が残ったり、左か右の半身不随に悩みます。痺れは、感覚に関する経路の血管や脊髄、末梢神経いずれかに障害が起こると発生します。

 発病したら即刻来てください。早ければ早いほど治ります。横向き、うつ伏せ、仰向けと治療ごとに肢位を変え、頭鍼をはじめ手足の先端にまでパルス治療をして神経の賦活を促しました。治療を始めて一週間で「小指の先の痺れが取れ、動くようになってきました。パソコンのキーボードが滑らずに打てるんです」と喜んでいました。野菜中心と玄米食で100キログラムある体重コントロールに努めています。

 現代人は食事に問題があります。食物が持つ栄養を全て頂くため、皮や骨なども含めて食べることに努め、歩きましょう。

検査では異常なし。ですが苦しいんです

 首下がり症候群は、加齢や何らかの疾患で筋肉が衰え、頭を支えられなくなります。奥様と一緒に来られた大野町の農業Nさん71歳は、首が下がり、目がトロンとしてロレツも回っていません。6月ごろ、耕運機の操縦ができなくなって耕運機ごと転倒し、前頭部を強打しました。高血圧・前立腺肥大・甲状腺肥大がありますが、さらに様子がおかしいことに奥様が気づき、8月と11月に大病院2院で検査を受け、脳梗塞・パーキンソン病でもなく、「異常なし」との診断でした。

 その後、整骨院に6カ月も通いましたが、食事をするとむせて、飲み込みも悪くなりました。左腕が上がらず、力も入らなくなって来院されました。前頚部・肩甲帯に頭鍼療法を用いています。治療中はとても気持ち良さそうでした。3回の治療で首が下がることはなくなり、言葉ははっきりと発音できるようになりました。左肩は筋力低下があり、まだまだかかりそうです。検査で「何も悪いところはありません」と言われても、病的症状の方が多く見られるのです。

心を鎮める吐息法

 先日、本八幡の駅で手を震わせ、ひきつけるような息をしてしゃがみ込む女性と遭遇しました。「大丈夫ですか?」と声を掛けて手を握り、背中をゆっくりとなで、何回も「ゆっくりとお腹で息を吐きましょうね。私がそばにいますから大丈夫ですよ。怖くありませんよ。ゆっくりと息を吐きましょうね」とお伝えしたら発作は次第に収まりました。

 過呼吸は強い不安や緊張、ストレスが原因で起こります。呼吸で二酸化炭素を必要以上に吐き出して血中の炭酸ガス濃度が低くなるため、脳は炭酸ガス濃度の低下を抑えようと呼気を抑えます。本人は息ができないと感じ、余計に強く呼吸をしてしまうのです。 

 呼吸は自分でコントロールできる自律神経の作用です。息を吸うより吐くことを意識し、臍下丹田、下腹部を絞り込むようにゆっくり吐きましょう。手足の指先から空気を吐き出す意識が必要です。空気が気持ち良く自然に取り込まれます。私たちも毎朝のマインドフルネスに吐息法を用いています。呼吸は、貯めることより使い方が大切なお金と似ています。

「腕が上がらない」「後ろに回らない」五十肩。マジックのように治ります。

 「2、3日前の朝起きてから、右腕が痛くて上がらないんだよ」。千葉市のHさん71歳男性。五十肩(凍肩)は寒い時期の睡眠中に起こりやすく、原因は加齢・過労とさまざまです。夜間痛を伴い、後ろに腕が回らず、結髪・結帯ができなくなることもあります。放っておいて治るものもありますが、時間が経つと筋肉が萎縮して、自力で腕を上げることが難しくなります。

 肩関節は上腕骨・肩甲骨・鎖骨・筋・腱・靭帯・滑液包に包まれていて、全体としての肩甲帯の治療も大切です。肩鎖関節・肩甲上腕関節・胸鎖関節と構造が複雑なので注意深い触診を要します。「ここも、ここも痛いね」。圧痛点は通常10カ所にも及びます。後は秘技を駆使します。「ちょっと痛いけど腕が上がった!」。早目に治療をしたので、2回で治りました。「こんなにすぐに上がると思わなかったよ」。

 病院では注射をしていたようです。三寒四温。まだ寒い日もあります。就寝時、頚肩周りを冷やさないようにしましょう。4人も続けて来られたので報告します。

松葉杖を返しました

 「膝が痛くて松葉杖が手放せない知り合いがいるんだけど…」。暮れも押し迫った12月29日、ご紹介で千葉市のTさんが来院されました。2カ月ほどの間に5回も膝の水を抜きましたが、痛みが酷くなってきました。原因が取り除かれない限り、何回抜いても水が溜まる症状は改善されません。荷重や打撲、捻挫、過度の運動などで、関節を滑らかにする滑液を出す滑膜に炎症を起こして過剰分泌となり、循環せずに貯留されてしまう状態です。滑膜は厚くなり、癒着します。大腿部の筋肉が萎縮して関節の働きが不安定になり、次第に変形してきます。

 膝の治療は勿論、循環のポンプ作用をアップするために股関節・腰の治療が重要です。日々の股裂き(坐骨神経の伸展)と座禅ストレッチ(股関節の柔軟性向上)が何より大切です。ひと月も掛かりませんでした。松葉杖無しでは足を地面につけられなかった状態から、「病院に松葉杖を返してきちゃいました」と入ってこられた笑顔が印象的でした。こんな方が他にもおられることでしょう。手術をする前に、ぜひ一度診させてください。

降圧剤にご用心

 真間のHさん女性83歳は、週3回のエアロビクスと週1回の治療を続けています。「友達は皆、降圧剤を飲んでいるわよ。私は病院に行かないから、薬を一切飲まないの」。日本人は薬の飲み過ぎです。最大血圧は、心臓が収縮して全身に血液を送り出すときの血管壁の最大の圧力のことです。加齢で心臓、血管、筋肉が老化して血流が悪くなるため、ポンプ機能をフル回転して血圧を高くします。140を越えれば降圧剤が処方されます。長期服用による皮膚・歯・腎臓・肝臓・自律神経への副作用は避けられません。

 平田のKさん男性85歳は、降圧剤を飲んで手・足に湿疹が出ました。次に皮膚科の御厄介になり、薬を止めたら治りました。血圧は、ストレス・加齢・食生活・運動不足、特に寒い季節は血管の収縮・拡張が激しく、血圧が乱高下することがあります。塩分を控えて、歩いて歩いて、心を静めて、お薬に頼らない生活をしましょう。後頭部・首・肩・背部兪穴・仙骨周囲穴を取穴し、百会と湧泉のお灸をします。熱いお灸が気持ち良く感じられます。身体の正直な反応です。

 臍下丹田、臍下三寸を初めは意識して凹ましてゆっくりと息を吐きます。足の爪先から指の先までのすべての体中の空気を吐き出すのです。自然と空気がお腹を膨らませるように今度は空気が体中に入り込みます。繰り返すうちに意識なしに楽に長吐息法の心静めの神域入り込むことができます。これで血圧は医者なし薬なしで下がります。

寒い!ツラい!夜間頻尿

 「毎夜2時間おきにトイレに目が覚めるんです」「一晩に4回はトイレに起きちゃうの」。多くの患者さんが夜間頻尿のお悩みを訴えられます。考えられる原因は、加齢、内分泌・代謝の異常、膀胱の蓄尿障害、多飲、薬剤によるもの、腎臓・心臓の疾患、脳血管障害、呼吸器疾患、うつ病など多岐にわたります。

 歳を取ったら仕方がないと思われがちですが、睡眠不足による眠気や怠さなど生活の質の低下は、転倒によるケガや骨折のリスクを高めます。放置は禁物です。

 排尿を司るのは腰の辺りにある副交感神経です。特効穴へのお灸がとても効を奏します。「こんなにすぐに効くとは思わなかったわ!昨夜は1回しか目が覚めなくてよく眠れたの」。70代のMさんは、お灸をした翌日に喜んでいました。80代のYさんもHさんも、必ず治療の度にこのお灸をしています。

 お悩みの方がいましたら、「シモ」のことだと恥ずかしがらずにご相談ください。寒くてツラい夜を、さわやかな朝に変えましょう。

「今年もお役に立たせてください」

 東菅野の菊恵さんは脊椎管狭窄症で坐骨神経痛、その上ドロップネック、歩きはヨタヨタ、杖を突いていました。9回の治療で全て好転。 

 下貝塚の可知子さんは右膝の激痛で歩くのがやっとで辿り着き、5回の治療で歩けました。

 大島の正康さんは胃癌に膀胱癌、パーキンソン病を患い10種類もの薬を飲んでいます。腰の痛みは13回の治療で取れ、治療中は気持ち良く眠っていました。

 本北方の信子さんは変形性股関節症で両足の長さがはっきりと違います。血圧は乱高下して円形脱毛症、腰はスベリ症です。頭髪が生えて全てが順調になり、「こんなに良くなるなんて」と呟いていました。

 東菅野の洋子さんは脊椎管狭窄症で完全に脊椎が湾曲、右足の痛みが酷く、手指は老人性震顫。6回の治療で震えもなく極めて順調です。

 西志津の真紀子さんは左股関節が痛かったのですが、足先の痺れが良くなり安心。

 船橋の隆さんは腰痛が1回で取れてビックリ。

 南小岩の政子さんは右股関節痛で痛み止めと睡眠薬を飲み、足の浮腫みもありましたが、薬を止められました。

コロナの教訓

 今年は200ナノ(ナノは10億分の1メートル)より小さく目に見えないウイルスとの世界大戦で終わりそうです。大腸菌と同じく善玉が殆どなのに人間の後生が悪いと病原体となって襲い掛かってきます。中国から感染が始まって変異を重ねて世界で7千万人が罹り、世界の国内総生産(GDP)90兆ドルを超えるお金を刷って経済の崩壊を堰き止めてきました。 

 人類始まって以来共生してきたウイルス。20世紀の天然痘は5億人の命を奪った後、根絶されました。現代科学は来る年にはコロナを根絶やしにしていることでしょう。それでもしたたかなウイルスは子孫繁栄のため9千個に及ぶ遺伝物質の中身を衣替えしてまた襲い掛かってきます。しかも人間以外の動物にしか存在しないウイルスが人間社会の縄張りを越えて襲い掛かってくるのです。

 人間が自己中心の発想で名と財と力を止めどなく貪り続ければ870万種の生物が棲む地球は崩壊します。ウイルスのように人間に寄生して地球を滅ぼす欲望にこそワクチンが必要です。

 本年中のご支援に深く深く感謝いたします。

無事に還暦を迎えたTさん

 浦安市のTさんは、独身の頃から欠かさず、毎週日曜日に来院しています。「子供のころから身体が弱くて、体育はいつも見学していたんです」。鍼治療は、社会人になってから生活の一部になりました。パソコン仕事のため、毎日ピアノ打ちの動作で腕の付け根が痛み、眼精疲労で後頭部痛が起こり、長時間座位のため、慢性腰痛にもなっています。天柱・風池・完骨・太陽穴等の取穴。頭鍼のパルスをして背中のストレス点を治療します。「鍼治療を定期的に受けているおかげで毎日が過ごせますよ」。

 若い奥様と可愛い御息女のためにパパは頑張ってきました。「娘さんが社会人になるまで、もうひと頑張りですね」。

 コロナ禍による不安感、ストレスが病気の発症の原因にもなっています。笑いましょう。治療を受けましょう。発酵ニンニクとビタミンCは元気いっぱいのお勧めです。どんなときでも身体が一番です。ウイルスに負けない身体を作りましょう。騒がしかった2020年もあとわずかです。2021年はどんな年になるのでしょう。

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