不愉快な湿気の多い季節
六淫、六邪といって風、寒、暑、湿、燥、火の外気の季節は口や鼻や皮膚、目、血管、心にまで影響して、病気の原因になります。梅雨時は人間にとっては湿邪の不愉快な季節ですが、米作りには大切な恵みでもあります。総ての生物は環境に適応する事によって生き延びています。物騒な話ですが放射能にまで人間は適応するようにならなければ「終わり」だそうです。因みに福島原発事故の処理費用は50兆余から80兆余かかり放射能被害は今後5年間で益々顕在化していきます。もう一発で国家は破滅です。湿気は特に梅雨時に感じます。水分が空気中に多いのですから毛穴を塞ぎ、呼吸がしづらく、血管が湿度計のようになって血液の流注を渋滞させ、健康な人でも嫌な季節です。総ての器官の代謝作用が鈍くなりますから汗をかき、運動によるインナーマッスルが一番です。サウナでも仕方ありません。身体の水分を入れ替えましょう。脾胃を痛め関節痛で咳が止まらず、頭重感と不眠に悩んでいたら、薬も飲まずに治せます。東菅野のSさんから感謝のメールを戴きました。