老老介護
厚生労働省の調べによると、在宅介護を行っている世帯のうち、介護する側とされる側がどちらも60歳以上の世帯は約6割。75歳以上の介護者の約7割が健康問題を抱えている状況にあります。年の瀬が迫る27日、娘さんに付き添われて南八幡のIさん(女性・76歳)は、やっとのことで歩いて来ました。10年以上ご主人の介護をし続け、とうとう身体が悲鳴をあげたのです。腰が痛くて前にかがめません。腰はガチガチ。背中は以前、圧迫骨折をしたこともあり、足のウラは冷たく違和感がありました。うつぶせになるのもやっとのことで、お腹の方にまで痛みがあります。背中・腰・側腹部・足の治療をして、腰のコルセットの着用と絶対安静をお願いしました。2回目の治療から牽引もしたところ、3日間の治療で動けるようになり、無事にお正月を迎えられました。今年からはヘルパーさんに来てもらえるようにしました。「私が居なくてはね。」共倒れをしなければいいのですが・・・。