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圧迫骨折にご用心!

 「朝起きたら腰が痛いの。だけどいつもと感じが違うの。バスの中で揺れたので踏ん張ったら、力が抜けて倒れそうになったの」と80歳代のSさん。レントゲンでは分からなく、MRIの結果、圧迫骨折と診断されました。

 文字どおり、背骨が押しつぶされるようにして骨折します。多くは骨粗鬆症から起きています。老化や服薬、運動不足、持病など通常考えられない原因で起きます。くしゃみや尻もち、買い物、寝返り、寝起きなどちょっとした動作でも起こします。

 Sさんの場合は、ベッドから落ちたのが原因です。癌の治療薬と、運動不足による筋力の低下もあるのでしょう。鎮痛剤を頂き、物々しい6万円もするコルセットをなさって来られました。医療用具となると、何でも高価になります。許認可制度がコスト高にして時代にそぐわなくなったからです。

 ともかく、固定と安静と治療が必要です。痛みの緩和と治癒促進は私たちの独壇場でしょう。私たちは現在、時間の許す限り、"オイシイ患者さん”にならないためのストレッチ検査と運動を治療に組入れています。

何だか世の中おかしくない?

 今度は鶏、ラクダやハクビシンでなくて蝙蝠か蛇かもしれない、野生動物のウイルス。表面の突起が太陽のフレアの形をしています。感染力が強く、幸い毒性は弱いらしい。体力の弱い病人、高齢者の死亡が目立っています。不思議と子供が少ない。

 食文化は人間の文明度を表します。孔孟の教えに従ってたまには断食、菜食をなさったら世界にご迷惑を掛けません。掲載時には何十万人の感染者が出ていることでしょう。マスクは勿論ですがうがい、特に手洗いを徹底しましょう。人混みを避けて自然の恩恵を受けましょう。免疫力を付けましょう。

 パルス鍼、吸角、光線浴、灸、脊椎と股関節と股裂きのストレッチに、ビタミンCとニンニク、韮、蜂蜜、アーモンドの発酵食は万一感染したとしても発症度合いが違います。40年、延べ30万人の臨床例が実証しています。地球は小さくなって人類は皆家族です。原発、地震、水害、旱魃、台風、伝染病、環境破壊、おまけにミサイル、核戦争。仲良く力を合わせて生き延びないと、人類滅亡の秒読みに入ります。

背骨の真っ直ぐ伸びた正しい姿勢の方に病人はいません

 背骨は、身体の大黒柱です。脊髄は、血液を生成し、自律神経と各臓器の働きを采配しています。頸椎7個・胸椎12個・腰椎5個・仙骨の骨は脊椎といわれ、脊椎の中に通っている中枢神経が脊髄です。背骨は、この脊髄神経を守り、身体を支え、身体を動かす働きをしています。

 五反田のKさん女性76歳は、長年の立ち仕事の影響もあり、背骨が側弯しています。「先生、腰が引っ張られて痛いの」。うつ伏せになるのがやっとです。加齢とともに筋力が弱り、腰が曲がってきます。骨を支えるのは筋肉です。筋肉は何歳になっても鍛えることができるのです。弯曲部位の脊椎の左右の筋肉の偏りを緩めることで、真っ直ぐになっていきます。

 治療の最後に、腰の牽引とポール(円柱の棒)の上に頭から腰まで沿わせて仰向けに寝るストレッチをします。「縮んでいた背中と腰が伸びる感じがして気持ちがいいわ。娘にポールを買ってきてもらって、毎日乗っているのよ」。私たちの使用する傾斜加重式牽引機は、より安全で効果的です。

衰弱している方が蘇ります

 誰でも作れる自然薬を紹介します。3人の確かな臨床報告です。

 厚木のSさん女性82歳と一之江のMさん男性70歳、平田のKさん男性84歳が元気を取り戻しました。Sさんは尿管ステントが2本入っています。リンパ腺腫で放射線治療も受け、浮腫と頻脈性不整脈に疲労感で弱り果てていました。Mさんは大腸癌と肺癌の手術の後、抗癌剤で髪の毛は失われ、浮腫みが酷く、皮膚の色は青黒く、やっとの思いで治療に通われていました。心配でお電話すると「まだ生きているよ!」との返事です。Kさんは心臓にペースメーカーを入れ、前立腺肥大の尿閉塞を起こし、おまけに盲腸の手術をして歩く力を失いました。

 私たちの治療は細菌性とウイルス性の感染症以外は「何でもいらっしゃい」の有効性がありますが、体力、生命力が失われた状態では何かの力を注入する必要があります。

 ミキサーとニンニクとニラとアーモンドと生姜と蜂蜜を用意してください。発酵させてソース代わりに頂くのです。驚くほどの効果です。詳細は来られた時に説明します。

20年前(平成10年)に会員さんにお届けした3000通の葉書より

 日本人は敗戦後、半世紀を経て世界に誇れる再建を成し遂げました。エコノミックアニマルと言われるまで必死に働きました。日本は最大の債権国です。それが経済危機に陥り、最大の債務国が未曾有の好景気、そこには常識外の何かがあるからです。最大の不況と失業者、国家的破産の崖っぷち戦後最大のピンチ、今こそ、日本人の底力を見せる時ではないでしょうか。次の事を考えてみて下さい。

 1.選挙棄権の罰金、企業、団体の政治献金の禁止 2.消費税の凍結、又は3%、教育と福祉の目的税に 3.不平等税制の撤廃(医師、宗教法人、公益法人等) 4.国会、県会議員、官僚の半減、外郭団体の整理 5.市町村議員の無給名誉職化 6.不労所得の税率アップ(相続税等) 7.老後と医療と教育費の国庫半額負担 8.効率的自前の自衛 9.銀行等のヘッジ、デリバティブの投機行為の禁止 10.貧富格差の縮小税制 11.愛国、人道教育 12.食料、燃料の自衛 13.核保有国への海外援助の見直し、海外債権の回収、円建て化 14.汚職犯罪と選挙違反の厳罰化 15.環境保全と美化と違反の罰金 16.各種規制の撤廃自由化 17.高額納税者、美談の報奨 18.国公債の日銀券発券による償還で次世代繰越の零化 19.首相公選 20.国内インフラ整備 21.労働のロボット化による海外工場移転の防止、産業空洞化の是正 22.税金を安く民間活力を増大 23.先端技術の研究開発、国庫負担

ストレッチは伸ばす、引っ張るという意味の英語であることから、筋肉を伸ばす体操の名称としても用いられます

 私たちは「股割きストレッチをしてください」「座禅ストレッチをしてください」と日に何度も何度も申し上げています。筋肉は運動と循環と臓器を潤します。筋腱は硬く縮むことはあっても、伸ばしてあげないと弾性を失います。

 叙勲に誉ある有名な茶道の先生のご紹介でⅠさん84歳女性が来院されました。腰、お尻から太腿、脹脛まで痛くてうつ伏せにもなれません。少し身体を動かすと電気のような痛みが走ります。脊柱管狭窄症で手術が必要と言われています。腰、坐骨点、腰眼への寄鍼と神経枝に沿った治療をして牽引、そして家では必ず毎日少しずつ股割きストレッチをしていただきました。

 治療の最大の目的は、原因の除去にあります。症状の寛解だけでは何度も同じ症状でお悩みになるからです。原因が解消して初めて治癒に結びつきます。「年末に孫たちと温泉旅行に行ってこられたの!」。Ⅰさんの弾ける笑顔に、私たちも思わずVサインをしました。

中村哲医師の冥福を祈り、偉業に絶句し黙祷

 戦火に荒廃したアフガンの地の60万人の人々に水と緑を与えた医師が凶弾に倒れ、涙します。唐代の医学書『千金方』に「上医は国を癒し」とあります。ハンセン病の治療から灌漑事業に転じ、1万6500ヘクタールの荒地を緑と化し、多くの人々を救った日本人を誇りとします。爪のアカを煎じて少しでも見習い、来年も頑張る所存です。

 胃袋と胃酸をフラスコに例え、投げ込まれるたくさんの薬の恐ろしい副作用を高齢者の方々に30年も前から訴えてきました。やっと多剤服用として騒がれてきました。特に痛み止めの薬と神経系の薬の長期服用は気を付けましょう。

 ヘルニアや狭窄症、圧迫骨折、すべり症、側彎症、変形等の昨年の臨床実績は満足の数です。手術に至る前に来られると良いでしょう。来年は痛み、痺れ、コリが取れた後の矯正に力を入れ、原因の是正に力を入れます。意志力を養い、怖れずに笑います。ストレッチをし、歩きます。運動して汗をかきます。加工食品を避けて自然食を心がけます。身体を清潔にし、冷やしません。多くの人と語らい、山川草木、海と空に居しましょう。

転倒にご用心 即、手当が肝心

 市川市東菅野のNさん78歳男性は、眼科に行った帰りにつまづいて右手を突いて転んでしまいました。右肘が痛いのですぐに行きつけの医療機関を受診したところ、レントゲン撮影し、「軽い骨折ですね。放っておけば治りますよ」と言われ、何もしてもらえなかったそうです。

 放っておけば治ると言われても痛みは増すばかりで右手が使えません。心配になって来院しました。右肘から末梢部位の手先にまで浮腫と変色がありました。着替えも一人ではできません。箸も持てないのでフォークでの食事です。ぶつけたり、捻ったりした直後には整復して冷やし、固定して安静にすることが大切です。手当をしっかりしておけば治りも早く、後遺症も防げます。

 「来週どうしても運転をして出かけなければならないところがあってね」。鍼と吸角の施術に、肘を支えてサポータをして差し上げました。3回の治療で腫れもほとんどなくなり、着替えも早くできるようになりました。「無事に片道4時間の運転で往復できたよ」。まだ無理はしないでください。三千年の歴史を持つ伝統医療は疎かにされている最大の医療資源です。自然医学として見直されるべきでしょう。

「手術は嫌なんです。何とかして下さい」

 43歳の男性Kさん。お尻と腿の後側が痛み、長距離運転の仕事にも行けません。病院では椎間板ヘルニアと診断され、手術を勧められました。椎間板の線維輪に亀裂が入り、脱出した髄核が神経を圧迫し、痛みや痺れを起こしています。車の運転の姿勢と左右の脚の運動の偏りから生じます。

 椎間板は背骨同士を連結し、外力からの衝撃を吸収します。外部は線維輪、内部は髄核の二重構造。髄核の殆どは水分なので弾力性がありますが、血管がないので修復・再生しにくい組織です。加齢や労損により椎間板は徐々に水分が失われ、弾力性が落ち、少しずつ潰れていきます。身体を保持するために常に外力に晒されているので、長時間の座位では殊更に負担が大きくなります。

 ヘルニアの部位への寄鍼と剥離療法、牽引は狭くなった椎間を広げるのにとても効果的です。脊柱管狭窄症の方々にも喜ばれています。一番大切なのは治療後のストレッチ等の矯正です。楽になっただけで治療を止めると、原因が除かれていないために再び症状が現れてしまいます。何度も同じ原因で通院する”おいしい患者さん”にならないで下さい。

脚に力が入らない

 江戸川区鹿骨のKさん83歳女性。「この間、車に乗せてもらって降りようとしたら、左脚に力が入らなくなって、倒れそうになったのでびっくりしました」。股関節の回旋を良くする為のあぐらを組む座禅の半跏趺座のストレッチをしていただいたところ、左の脚を右の腿の上に乗せることができません。

 股関節は寛骨臼と大腿骨頭よりなる球関節で、人体最大の荷重関節です。筋肉や腱、靭帯の軟部組織が複雑に絡み合っています。大転子を包むように取穴をしました。周囲には新穴を含めた特効穴があります。「そこ響きますね」。治療後には、左脚を右脚に乗せられ、半跏趺座の姿勢がとれました。

 高齢者が要介護状態になる前に「フレイル」という「衰え」の状態があります。加齢による身体的衰えと、社会的・環境的な変動が原因です。身体の運動はもちろんのこと、精神的な運動も怠らず、社会との交流に努めましょう。

 「孫のお芝居を見に行きたかったの。これで行けるわ。ありがとう」。ひきこもり状態から外出をすることによって、フレイルが好転します。少しでもみんなで自立を心がけましょう。社会保障費の増大に歯止めがかかりません。

浮腫みの老婦人

 世界的なソプラノ歌手・佐藤しのぶ様を偲び、心からお悔やみ申し上げます。ご家族ぐるみでお見えになっておられたので職員一同ショックを受けています。

 80歳の北小岩のSさんと東菅野のHさんは、足背から膝まで大根のように腫れて杖をついてお見えになりました。お二人とも血糖値が高く心臓に異常があります。Sさんは両膝も腫れ、Hさんは腰のヘルニアの手術の後に脊柱管狭窄症の診断も受けています。10種類に及ぶ多剤服用もしていました。薬を沢山、長く飲みますと臓器を疲れさせます。

 浮腫は組織液が余計に溜まった状態を言います。心臓性と腎性がありますが、両者は競合性があります。心臓のろ過作用が低下している状態です。気を取り入れ、血液を運び、水を処理する機能の平衡が失われている状態です。

 寄せ針吸角は即効性があります。肺脾腎のバランスと高揚を図り、全身の治療を行っています。「治るのでしょうか?」「早く治してください!」。苦しいのでしょう。焦っていましたが、今は「良かった!少しずつ歩けるようになりました」と喜んでおられます。

足がシビレて10分も歩けないの!

 「娘家族が泊まりに来て、お布団敷いたり、片付けしたりしたら、太腿から足先まで痺れてしまったのよ」。成田にお住まいの70代の女性Tさん。10分も歩けないとなると大問題です。以前から診断されていた腰部脊柱管狭窄症が悪化したのです。

 痛みはあまり強くなく安静にしているときには殆ど症状がないのが特徴です。立ったり歩いたりすると太腿や膝から下に痺れや痛みが出ます。多くは加齢による骨の変形や靭帯の肥厚が原因で、長い距離を歩くことができずに立ち止まってしまうのは腰部脊柱管狭窄症の症状です。「沢山のお布団の上げ下ろしなど以ての外です!」。

 治療は少々厳しく、狭脊穴を用いて腰から左足先の治療に集中します。症状が強いときは患部に集中しますと治療が散漫にならず、早い効果が期待できます。腰から足まで縦取のパルスで通気を促し、足裏には熱いお灸もします。ひと月後には「ダンス教室で最後まで休まずに踊れたのよ」と満面の笑みでご報告を頂き、まずは一安心です。

運動のススメ

 2018年の日本人の平均寿命は男性が81.25歳、女性が87.32歳で、ともに過去最高を更新しました。 一方、自立して生活ができる年齢を指す「健康寿命」は、男性が72.14歳、女性が74.79歳で、平均寿命とは10歳近く差があります。健康寿命を延ばすことが医療費や介護費を減らすことに繋がります。

 高齢者がいかに生きがいを持って過ごすことができるか。自分のことは自分でする。それには、運動をし続け、筋肉を維持することが肝要です。

 八千代市のKさん71歳女性。「孫とボール遊びをしたら腰が痛くなってね」。若い頃から運動をしたことがありません。筋力が衰え、ちょっとした運動をしただけで関節各部に障害が起きます。腰や膝が痛いから運動をしない。運動しないから益々悪くなるという悪循環。

 でも、適切な運動をして鍛えることによって、筋繊維はどんな年齢になっても増やすことができるのです。腰痛予防には股裂きストレッチに座禅ストレッチ、スクワット。やり方をお教えしています。「この間、ひと駅分歩いたのよ」。やっとKさんも運動習慣が身についてきました。健康は意志力です。

胃癌、甲状腺腫瘍、不整脈、脂肪肝、前立腺肥大、橋本病、顔面麻痺、腰痛、股関節症

 佃島の高層マンションにお住まいの上場会社の元重役さんがお見えになりました。大変な病歴の肩書もお持ちです。癌の症状と同じで、背中が張って苦しく耐えられないそうです。精神安定剤を20年間もお飲みでした。病院通いが現在のお仕事です。

 何でも、外国の電気自動車の株を買って大損してしまったとぼやいていました。投資はどんなに頑張っても損して当たり前と言われています。ストレスをためないようにして下さい。”老後の2千万円”の投資はくれぐれもご用心。深夜のコンピューター投資は大変なストレスになります。高齢者はお止めください。

 6月26日から3日おきに8回来られた日に「ゴルフに行けたよ!」と仰られました。頸の三段鍼に背部兪穴のパルスとお灸は効きました。

 10月から消費税が上がります。税金はお金持ちから頂いてください。貧乏人を豊かにすると景気も良くなります。トリクルダウンの経済理論はウソでした。日本だけでなく世界中の経済がオカシクなっています。人を貶めてでも名を求め、財を蝕む人間の欲望は恐ろしいものです。ご用心ご用心。

手足の麻痺 脳梗塞

 去年11月に脳梗塞で倒れ、入院リハビリされていた70代の男性Kさん。「右肩から指の先まで浮腫み痺れる、脚の裏も痺れます」。この世の終りの様なお顔でした。ご署名をお願いしましたら「とてもじゃないがペンなど持てない。文字は書けない!」。と嘆かれていました。

 脳梗塞は血栓が脳の血管を塞ぎ、その先の脳血管に血液が行き渡らなくなる為に細胞や組織が壊死し、脳に大きなダメージを及ぼします。突然発症し、数分~数時間で急速に症状が進みます。

 「指端穴」は特効穴です。頭鍼も用い、脳と身体の覚醒に努めました。治療3日目、初日とは別の書類にご署名が必要で、「持ち帰って奥様に代筆を…」とお願いしましたら、Kさんは書類をひょいと持って台の上でサラサラとご署名下さいました。初日からの変わり様には驚きました。その後も「手に力が入るようになった!」、奥様と「社交ダンスに行った!」等のお話を聞き、嬉しい限りです。

 脳梗塞の治療は発症後なるべく早く始めることが理想です。中国では発症の翌日には病院の治療と並行して鍼灸治療を始めます。

高齢者の高血圧

 130超えたら血圧高め!」。お茶のCMです。最高血圧は、心臓が収縮して全身に血液を送り出すときの血管壁への圧力のことです。治療を要する高血圧の診断基準が130にまで厳しくなりました。

 日本人の半分が高血圧で、高齢者の6割が要注意です。加齢・食生活・ストレス・運動不足が自律神経のバランスを崩して血圧を乱高下させます。年を取れば血管の柔軟性が落ちて血圧が高くなるのは当然です。数値に囚われ薬を一生飲み続けなければいけないのでしょうか?薬を飲んでいることに安心しがちですが、長期服用の副作用で腎機能の低下、自律神経への影響が強くなります。

 市川市平田のMさん女性77歳。高血圧と狭心症で薬は7種類も服用しています。血圧は薬を飲んでいるのに200近くになりました。「何とかして先生!!」。後頭部・首・肩・背部兪穴・ストレス点を取穴し百会・湧泉穴に熱いお灸を据えました。「孫のトライアスロンの応援に仙台まで行ってこれたの」。夏場は血圧低下や脱水が起きやすいので、高齢者は高血圧の薬の服用を慎重にしましょう。薬を飲む前に生活習慣を見直しましょう。

捻挫の鍼治療は費用と時間を半減します

 ゴルフ中に足を取られ転倒したTさん、ジムでランニング中に足首を捻ったIさん、買い物中に躓いたNさんが来院しました。お三方とも足関節捻挫で足首の腫れが酷く、歩行もやっとのことでした。

 捻挫直後の処置は冷却、固定、安静が大事です。しかしながら腫れはすぐには引きません。私達は鍼を使うことで従来の治療の半分以下の時間と来院回数で済ませられます。治療で大切なことは外傷重度にもよりますが置鍼後のパルスと吸角をして内外踝(くるぶし)を締めて固定することです。痛みの緩和は冷却処置、受傷側の脛の外側の筋肉の硬直を和らげることと、受傷部位をサポーターやテーピングでしっかり固定して患部に負担を掛けさせないことです。

 捻挫の原因は単なる外傷性のほかに筋肉、靭帯等の軟部組織の老化や受傷歴による労損性のものが増えています。治療後のお三方は普通に歩けるのが不思議なようなお顔をしており、「もっと早く来れば良かった」と言っておられました。日常起きやすい捻挫に鍼治療は最高です。

「骨がボロボロになって腰の骨が折れたんです!」

 浅草からお見えになったテレビでお馴染みの96歳Aさん。女性ホルモンと加齢、運動不足、食事、病気などの原因で海綿体の部分がスカスカになってしまいました。

 健康な人には考えられない弱い外力や体重によって圧迫骨折が起き、因果関係が分からない場合が多いのです。高齢者の方は腰椎と大腿骨頸部骨折にお気をつけください。痛みのために運動不足になって悪循環に陥り、他の臓器性疾患も引き起こします。高齢者は新しい骨に入れ替わるのに時間が掛かるか、またはできない場合があります。無理矢理な薬、注射は避けるべきです。

 触診と叩打法によって頸椎から尾椎に至るまでを叩いて感覚をお聞きしますと3か所の損傷部位が分かりました。椎間と湾曲した部位にパルスを取り、独特な穴位を取り、光線療法に灸法も用いました。

 2年間、痛くて10メートルも歩くのが困難だった96歳のお婆ちゃまが駅まで休まず歩けたのです。4回目の治療中に「良かったですね」と声を掛けますと「ウン、ウン」と気持ち良さそうに頷いておられました

「太ももの後ろ側が引っ張られるように痛みます」

 市川市のUさん(84歳男性)は4~5日前から階段を上がるのが辛く、来院されました。Uさんは股関節・膝が変形し、ガニ股の状態です。神経根の圧迫で坐骨神経の走行に沿った痛みが走っていました。

 問題は、何処で坐骨神経が圧迫されているのか?これが治療のポイントになります。坐骨神経が何らかの原因で圧迫されれば、腰から足にかけての何処かで電気が走ったような痛みや、ビリビリとした痛み、重く強張った感じ等が生じます。触診はレントゲン・MRIにも劣らない程大切です。股裂(またさき)と座禅ストレッチは治療の難度と大まかな部位を教えてくれます。坐骨神経の走行に沿った治療を続けました。それと同時に、仙腸関節を股間節を柔軟にするため、股裂(またさき)ストレッチと座禅ストレッチを毎日してくださいーと繰り返し申し上げました。

 高齢者の方の柔軟体操は毎日欠かせません。坐骨神経は身体の中で最も太く長い末梢神経で、腰の辺りから足の爪先まで分岐して伸びています。身体全体の神経にも影響を及ぼします。

"3回の治療で腕が上がった!”

 「いやー、困ったよ。昨日から急に右腕が上がらなくて、寝ていても痛くて目が覚めるんだ」。浦安市の男性Aさん78歳。10連休中のことです。腕を袖に通すのに着替えも大変。

 右頸に硬結があり、肩甲骨の内側に圧痛点がありました。「久しぶりにちょっと遠くまで運転をしたからかなあ?今の車は性能が良いから、右腕だけでも運転ができちゃうんだよね」。危ない、危ない!長時間の固定位が災いして、頸・肩・腕の頸腕神経叢が圧迫された頸肩腕症候群が疑われます。

 初回は右側臥位で肩甲骨を包み込むように取穴し、秘伝の腋下の特効穴も使いました。1回の治療で、自力で上げられなかった右腕が水平位まで上がり、夜間痛もなくなりました。3回目には「休み中でしょう。助かったよ。立山にダイヤモンド富士を撮りに行くんだ」と意気込んでいました。「こんなに早く治ったら、うちは倒産してしまいますよ」と冗談を言うと、笑いながら今まで撮影してきた写真を見せてくれました。趣味っていいものですね。スマートフォンで見る素敵なプチ写真展でした。

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