外皮から内臓へのアプローチ
「先生、お久しぶり。ガーデニングをし過ぎたら腰が痛くなってしまって…」。Aさん73歳女性は、旭市から2時間も掛けて通院しています。座禅ストレッチ(半臥の姿勢)をしてもらうと、左股関節が固着して胡坐を組めません。触診をすると、頚・背中は硬直してバリバリに張っています。「お背中のツボに臓器のお疲れが出ていますよ」。不眠もあります。背中のストレス点と股関節を囲むように取穴をして、活性酸素を取るためにアスコルビン酸をお勧めしました。身体が軽くなって、便秘がちでコロコロ便だったのが気持ち良く出るようになりました。「皮膚がスベスベになって、『顔色がいいね』って友達に言われたのよ!」。
腰痛は消化器・泌尿器系の障害でも現れます。「先生、携帯をスマホに変えようと思うの」。昔、ラジオが寝つきを改善したように、スマホが不眠を治した例があります。眠れない意識過剰を忘れさせ、適度の疲労感が眠りを誘います。気持ちも前向きになられて安心しました。「スポーツクラブに入会するの」と、笑顔で話されていました。