頭痛にも不思議な中医理論で
日常のストレスでこめかみがズキズキガンガンと痛む偏頭痛に悩まされている吉田さん。「頭が痛過ぎて眠れなかったの・・・。動けなかったけど、やっと来られたわ」。地獄を見てきたようなひどいお顔で来院されました。
偏頭痛は頭部の血管が広がって炎症を起こし、痛みが起こります。20〜50代の女性に多く、ストレスやホルモンバランス、アルコールや食品、多剤服用が原因です。痛みのピーク時には嘔吐を伴うこともあります。最近では天気、気圧、湿度の変化などで起こる気象病の代表的な症状としても知られています。
頭皮の触診をすると、頭頂部(四神総)に陥没状の凹みがありました。焼灼灸をしましたが、熱さは感じず、気持ち良さそうに深いため息を漏らしていました。それまでカチカチに緊張していた頚や背中が”ふわぁっ”と緩むのが分かります。「内傷は表皮を損ない、外傷は臓器を病ましむ」。皮膚を触診して治療すれば、自ずと病気は治るという療法です。
頭痛が慢性化し、お薬を長期間飲み続けると効かなくなり、逆に頑固な頭痛になってしまいます。