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眠れないんです!

 蒸し暑い夜が続きます。須和田のHさんは六年前から不眠症に悩んでお薬に頼っています。痛み止めのお薬と同じで長くお飲みになると効かなくなるどころか、副作用で健康を害します。不眠は睡眠の量的、質的減退を意味します。就眠障害、熟眠障害、早期覚醒の三つのパターンがオーバーラップしているのが常です。「何だか色々考えてしまって、最近は耳鳴りもするんです。」原因は健康状態からのもので、特にストレスの溜まった状態、悩み事、どうしようもない煩瑣な事を考える、環境、騒音、温度、湿度等があります。原因の除去が必要です。規則正しい生活と汗をかいて運動することが一番大切です。Hさんは背部のストレス点は亀の甲羅のようでした。後頭骨下縁の安眠穴等特効穴があります。時にはグーグー鼾をかいて寝ている人がいます。ストレスを取るには、フリーラジカルを取り去るアスコルビン酸がお奨めです。睡眠薬・就眠剤にしても身体にとっては毒物です。長期服用はお止めになって、治療に来られることです。薬を飲むから病人が増えるのです。

肋間神経痛

 菅野の男性会社員横中さん(仮名)55歳。つらそうな表情で左脇を抑えながら来院しました。鋭い痛みを繰り返し、痛みで深呼吸や咳もできません。一ヶ月前からこのような症状が起こり、病院では血液やMRIなど検査をしましたが、異常無しとのこと。横中さんは原因不明の奇病ではないかと心配されていました。触診は大切です。背中から左胸腹部の肋骨に沿って走る肋間神経が痛むようです。肋間神経痛の原因として多いのが、不自然な姿勢をとった時、また運動不足・疲労によって神経が骨や筋肉に挟まれて起きるもの、また帯状疱疹ウィルスが原因で痛みを生じるもの、他にも骨折やストレスが原因になることもあります。治療では、痛みの発生している神経の起点になっている圧痛点を中心にしてケラチノサイト細胞の働きを通して神経を鎮めます。そして独特の寄せ鍼吸角の手法も組み合わせ最大限の効果を引き出します。一度の治療で痛みは無くなり、横中さんもビックリされていました。最初からここに来ていればと異口同音に後悔されています。私達の治療法が有効な治療法であることを、いつも患者さんに自信を持たせて頂いています。

脳梗塞?

 人間は血管から老いると言われています。全長十万キロにも及ぶ大小のパイプラインが高血圧・高脂血症・糖尿病、老化等の原因で変質、変形、毀損して血液の通り道に支障を来たします。脳梗塞には、特徴として急に、片側に発症し多くは2〜3分以内、長くても24時間以内に消えるものもあります。自覚的な症状としては半身の運動麻痺、感覚麻痺、感覚鈍麻、視覚障害、眩暈、構音障害、複視、不自然な手足の脱力等があります。南八幡にお住まいのMさんは、朝起きると、急に右脚が前に出なくなってしまい御主人に勧められて怖々来られました。私達には信じて頂けないような事が日常茶飯事に起きています。この方も、翌日には足が前に出るようになり、4回目には買い物にも行けるようになり、悩みの種の睡眠もとれるようになっているのです。どうか薬と手術だけが医療と思い込まないで下さい。

 別名アスコルビン酸はコラーゲン蛋白質の合成、活性酸素の毒性を消すとされています。人間は血管から老いが始まります。脳溢血、脳梗塞、脳軟化、脳・臓器の萎縮、皮膚の毛細血管が原因の皺・シミ等です。コラーゲンが出来ないと血管壁が弱くなって皮膚、粘膜が侵されます。皮膚は外壁です。体の内で空間を作っている口腔、食道、胃、腸管の粘膜は外と直接接する皮膚です。皮膚は胎児の生育段階では中枢神経と同じ外胚葉由来の臓器です。ラッピングしているだけでなく考える臓器です。皮膚のケラチノサイト細胞は帯電しています。常に外の情報を神経、ホルモン、免疫系に送っています。一方、体内の情報は皮膚にも現れます。二年間も多くの医療機関を回っても治らなかった湿疹のお嬢さんが治療に来られ背中のストレス点を取ってVCをお勧めしましたらほんの一週間で湿疹が出なくなったのはこの為です。美貌と健康が目の前にあります。

ストレートネック

 「首が動かないんです。」千葉市花見川区の佐川さん(仮名)四十九歳女性。仕事に行ったのですがあまりにもつらくて早退しました。「こんなことは初めてです。右腕がしびれるんです。なんとかして下さい。」同僚の方のご紹介で来院しました。頸・肩はガチガチ。動きはまるでロボットのようです。長時間のパソコン業務は慢性的なうつむき姿勢で首の生理的な湾曲が失われていきます。生理的な湾曲とは、人間が本来持っている背骨を横から見た時にあるS字カーブのことです。このカーブは、人間が二足歩行をする上で重力を吸収するバネのようなクッションの役割をするものです。このカーブがなくなり、頸がまっすぐになるのが、ストレートネックです。触診をするとまさにこの状態が解ります。「鍼は痛くないですか?」初めは不安そうな表情をしていましたが次第に「気持ちがいい。」と言い始めました。大きな鼾をかいて寝ている人もいます。長時間の一定姿勢の作業は避けて下さい。間隔をおいて体操をしましょう。反復性ストレイン損傷(RSIs)と言ってこの種の症状が増えています。

 人間の歴史は5000万年と言われています。人間が他の動物と違って少なくとも地球を支配しているのは人間の変化が遺伝のみに頼っていなかったからです。教育訓練によって限られた遺伝子以外の進歩を増幅していたのです。それだからこそ5000万年も生きながらえて来られたのです。その教育こそが人間の未来を幸福に導くのか否か、いや破滅に追いやるかを決めるほど科学は進歩しているのです。教育による人間の変化の増幅と進歩は遺伝による進歩より著しく早く膨大な量を人間にもたらしました。ハイテク技術がそれを可能にしました。しかしながらもたらされた進歩が人間に嫌が応でも享受の出来る得る人格を求めています。共存共栄を人間の運命の定めとして求めています。ただ従うしかないのです。それ以外の人類の繁栄はあり得ません。原子力、コンピューター、環境破壊が人間にヒュウマニズムの高揚を求めています。そうならなければ人間は生きていけないように導いているのです。さて周囲の状況は素直に人類の先祖たちの教えに従っているでしょうか?

 原発、消費税、円高、政治の混乱と官僚支配、資源獲得競争、中ロ,新興国、日米欧のソブリンリスク、金融資本による経済混乱、六万発の世界の核弾頭...

悲しみ

 親しくさせて頂いた産婦人科の先生が二年ぶりにお見えになりました。一瞬、誰だかすぐには判りませんでした。余りにも変わり果てたやつれたお姿でした。点滴チューブを抱えて我が身を持て余すようにベッドに横になりました。食道ガンで治療、治療、治療で精根つき果てていました。リンパ腺に及んでいます。優しい柔和なお顔は苦しみに疲れ果ててやっとの微笑を振り絞っているようでした。痛みが肩に二箇所あり、どうにも取れずに来られました。「楽になりましたよ。明日また入院します。又、来ます。」これが最後のお別れかもしれないような気が走りました。思わず近寄って抱きしめるように身体を寄せ合いました。お別れをしたくありません。付き添って来られた奥様は涙を浮かべて見て居られました。私は嗚咽を堪えて後に控えている患者さんに鼻水を流しながら治療を続けました。親しい人との別れのこんな悲しいことが何で続くのでしょう。

 平成23年は東北大地震と原発事件の災害がなんと言っても日本にとって将来に大きな重荷となって行くことです。原発の廃炉に至るまでの費用は計り知れません。第二次世界大戦の敗戦に匹敵する再建努力を強いられます。東電には原発を運営管理する責任も資格もありません。節電で値上げを脅し取り原発の存続と増設を企んでいるようにまで思えます。電気産業の自由化によって独占事業の弊害を取り除かねばなりません。東電に絡む利権と政官の癒着振りも解明せねばなりません。

 二十年に及ぶ経済の低迷はジャパナリゼイションと言う言葉が今度はヨーロッパにまで囁かれています。先進国の借金がソブリンリスクとして世界大恐慌の恐怖とハイパーインフレの不安を人々に与えています。一般労働者の給与の一千倍の報酬を得ている1パーセントの富裕者が世界の富の40パーセントを支配している状態が世界人類に奴隷的な労働を強いています。格差と一言に言えるものではありません。税の再配分によって福祉が貧困者を救うと言っても日本のように税収以上の社会保障費が計上されているのではいずれ破綻が来ます。倒産寸前の国ですが世界一番の富裕国です。外国に貸してあるお金も国の財産も世界に類がありません。矛盾しています。何故なのでしょうか?

 想定外といわれる言葉が使われます。偶然なんて意味にも使われているようですが、そんなことはありません。然るべきして起きるのが経済の混乱なのです。人智の及ぶ事を知っていて一部の人が利潤をむさぼる為に起こしているのです。国際金融資本と言われる人種が国家の帰属も忠誠心も無く、ただ金、金、金で人類を支配しようと企んできたのです。ヒユウマニズムなんて言葉のひとかけらもありません。日本人は異教徒ですからさしずめ被支配民族なのでしょう。グローバリズムこそ彼らの世界支配の助走です。

平成21年度の国民医療費が36兆円です。税収が43兆円ですからこのままでは想像に余りあります。科学が進歩しているのですから病人は少なくなって然るべきです。病気を治すのは医者と薬と手術だと思い込んでいる刷り込み現象を棄てなければなりません。健保を還付制度にすれば医療費は半減します。患者は半病人で長生きしてくれれば医療産業は栄えます。早死にしたり健康であってはなりません。そのために薬を沢山飲んでもらうことです。老人には薬よりむしろスポーツジムの方が大切です。

柔道整復師の医療費が4千億円を突破しています。整形外科がいますので昔の不足していた時代のように必要ありません。柔整師はレントゲンが禁止されていますので捻挫、打撲が専業になっています。実際は指圧マッサージを業として按摩マッサージ師と変わりありません。三千億もの費用が捻挫に使われていること自体不正請求の証拠です。四万人の就業者を一体どうするのでしょう。コリと痛みと痺れの症状を非観血的手法で治すことを業とすればよいでしょう。鍼灸マッサージ師も加えて還付制度の医療業務を担当すればよいのです。医療費の節約になるうえ半病人が少なくなります。

安静が必要です

 江戸川区の小西社長(仮名)72歳。例のごとくゴルフによる右脇腹痛を発症。ゴルフのスイングでは、下半身を固定させた状態で上半身を回旋させます。飛ばすフォームは無理な力みが入り怪我や故障のもとになってしまいます。小西さんの場合、右胴部側面の外腹斜筋という筋肉が肋骨の付着部を剥離していました。外腹斜筋は、スイングスピードや飛距離にも影響しています。練習量を増やしたり、疲労が残った状態でプレーを続けてきた場合は、疲労骨折に至るケースもあります。治療中は側臥位でぐっすりとお休みになっています。『治療後は、安静にしていて下さい。』といつも釘を刺します。ゴルフ好きにとっては、安静にしているのが難しく、我慢できず打ち込む日々が続いて治りを遅らせている事もあると聞いたことがあります。運動記憶は約三日間なので三日に一回の練習で十分な筈。プレー前のストレッチや逆振りなどの怪我予防の工夫も必要です。ゴルフはあくまでも趣味です。仮に職業だとしても痛い時には休みます。好きなゴルフを休めと言うのは無理なのかもしれませんね。

皆さま、ご機嫌いかがでしょうか?八幡整骨院院長の小林和男です。

今回掲載させていただく文章は、当院の会員様宛に配信したH.11年度の御葉書、H.15年度の御葉書、そしてH.23年度の御葉書の内容です。それぞれの年月にご挨拶させて頂いた御葉書を比較してくだされば幸甚です。

 日本人は敗戦後、半世紀を経て世界に誇れる再建を成し遂げました。エコノミックアニマルといわれるまで必死に働きました。日本は最大の債権国です。それが経済危機に陥り、最大の債務国が未曾有の好景気、そこには常識外の何かがあるからです。最大の不況と失業者、国家的破産の崖っぷち、戦後最大のピンチ、今こそ日本人の底力を見せる時ではないでしょうか。次のことを考えてみて下さい。

1.選挙棄権の罰金、企業、団体の政治献金の禁止

2.消費税の凍結、又は3%、教育と福祉の目的税に

3.不平等税制の撤廃(医師、宗教法人、公益法人等)

4.国会、県会議員、官僚の半減、外郭団体の整理

5.市町村議員の無給名誉職化

6.不労所得の税率アップ(相続税等)

7.老後と医療と教育費の国庫半額負担

8.効率的自前の自衛

9.銀行等のヘッジ、デリバティブの投機行為の禁止

10.     貧富格差の縮小税制

11.     愛国、人道教育

12.     食料、燃料の自衛

13.     核保有国への海外援助の見直し、海外債券の回収、円建て化

14.     汚職犯罪と選挙違反の厳罰化

15.     環境保全と美化と違反の罰金

16.     各種規制の撤廃自由化

17.     高額納税者、美談の報奨

18.     国公債の日銀券発券による償還で次世代繰越の零化

19.     首相公選

20.     国内インフラ整備

21.     労働のロボット化による海外工場移転の防止、産業空洞化の是正

22.     税金を安く民間活力を増大

23.     先端技術の研究開発、国庫負担

 (H.11年 ハガキ掲載分)

 千葉商大の加藤学長が政府税調をおやめになる時、日本は早くIMFの管理下になるべきだと言われていたこと、立花隆先生は日本はそういう現実の発生がないと再生は望めないと言われていたことを思い出します。官僚・政治家が悪いという前に国民に問題があるのではないのでしょうか。例えば十月に行われた補欠選挙の投票率など残念でなりません。独裁者が表れて組織票を動員したら日本乗っ取りも不可能とは言えません。失業率10%の構造改革ハードランディングが到来すると言われています。

(H.15年 ハガキ掲載分)

 すべての諍いは経済的要因にあります。経済交流が国際化して国境が無くなり遠い国の津波が押し寄せて来ます。七十億の人間が地球号に乗っています。食料も水も全員必要です。貧しさは争いを起こし、怠惰と浪費と悦楽は多くの人の足枷になります。格差は平和を損ないます。利己主義と拝金主義は民主主義と資本主義の利点を歪めました。リーマン、ギリシャ、原発、地震、津波、洪水。人間社会に赤信号が点っています。私たちは年金、健保、介護、赤字国債、増税、その上で経済戦争に打ち勝たなければなりません。既得権の洗い直し、公益法人の民営化と課税。規制の自由化、税金虫の駆除が必要です。焦眉の事は円高是正のための金融緩和の強化です。ポピュリズムは国民を愚弄してきました。選挙で本当の愛国者を選ばないとガラガラポンまで首を洗って待っていなければなりません。残された時間はもう少ないのです。

 (H.23年 ハガキ掲載分)

椎間板ヘルニアと言われました

 市川市にお住まいの戸原さん(仮名)女性38歳。杖をつきながらやっとのことで来院されました。去年の12月に整形外科で腰椎椎間板ヘルニアと診断されました。背骨と背骨のクッションである椎間板は外側を繊維輪、内側を髄核という軟骨からなり、後者が前者を突き破り、飛び出した状態をヘルニアといい、これが神経に触れて悪さをします。症状として坐骨神経痛、腰痛、腰から脚先にかけての痺れや痛み、感覚障害があります。戸原さんは右の股関節からつま先にかけての痺れがあり、痛み止めも効果がありません。背骨の側湾症もみられました。全身を網羅するように治療を行うと、5回目で徐々に痺れが少なくなり10回目には杖無しでも歩けるようになりました。「入院して手術をしないと治らないと言われてたんですよ。」殆んどの椎間板ヘルニアには手術は必要ありません。ご自分でも治せる運動もお教えします。

 最近鍼治療のバーゲンセールが流行っているそうです。三百円で十本ぐらいの鍼を使って十五分ぐらいするのだそうです。私達は中国医療啓蒙協会を組織して三十年以上を費やしました。メクラ、コジキにアンマ、バリと言われた侮辱的な世間話を高度な医療に日本で育てたかったからです。そのきっかけが中国の文化大革命の頃に世界を驚愕させた鍼麻酔だったのです。現在柔道整復師、整骨院が急増しています。按摩マッサージをして健康保険の不正請求をしているのが後を絶ちません。外から見えるようにしてベッドに寝かせてモミモミしているのを見たことがありませんか?自粛と言うブレーキの効かない車は財政不足の現在、いずれ廃車になるでしょう。さて、殆どの柔道整復師の現在の治療技術では専業としている捻挫、打撲、挫傷に不足しています。自然治癒を待つに等しい治癒効果なのです。実際に治療を受けた方はご理解戴けると思いますが素人でも簡単に自宅で出来るような施術です。鍼灸師を雇って鍼の助けを借りるようになったのは歓迎すべき事です。確かに柔道整復師以上に鍼灸師の治療技術は優れています。勿論研鑽を積んで居ない人は論外ですが。三十年以上の私たちの啓蒙活動が寄与してくれれば望外の喜びです。然しながら鍼の治療は十本ばかりの鍼と十五分の治療が総べてと流布される事は多くの誤解の元になります。中国医学の原点は奥深く広い哲学的な医療です。そもそも現在の柔道整復師の治療はかっての柔道場から生まれた柔術の東洋医学の世界でした。それが西洋医学の局所解剖学の整形外科に組み込まれてしまったのです。その証拠に伝統ある非観血整復法の治療など見られなくなってしまいました。健康保険の点数に従ったパターン化した単純治療に変化してしまったのです。鍼も医師の同意書によって健保の適用が受けられます。したがって健保適用の鍼は点数ゲットの治療に終始しています。税収より多い社会保障費に焦点が集まっています。税収の総てでも社会保障費が賄えない異常な状態です。健康保険が聖域なき見直しで喧伝されている現在、柔道整復師の健康保険は無くなるかもしれません。その時点になって柔道整復師も鍼灸師も本物の良貨として悪貨の保険治療を駆逐するのでしょう。

突発性難聴になったらすぐに来て下さい

 「突然、昨日から左耳が聞こえにくくなったんです。」浦安市の丹波さん(仮名)52歳男性。一流会社の企業戦士です。耳鼻科を受診して、突発性難聴と診断され、副腎皮質ホルモンのお薬を出してもらいました。「インターネットで調べたら、鍼治療で治ると出ていたのですぐに来ました。何とかして下さい。」突発性難聴は、突発的に起こる原因不明の病気です。原因としては、ウィルスの感染、内耳循環障害などが考えられていて、早期に治療をすると治ることが多いのです。頭皮・後頭部を触診すると、左後頭部周辺がコブのようになっています。「顎がだるいんです。」顔を触診すると左顎が腫れぼったく、右側よりも感覚が鈍っています。風邪のウィルスが入ったと考えられます。後頭骨下縁の治療点を取り、左顔面と風邪の治療を施しました。治療中はイビキをかいて寝ていました。眠るような治療は最高です。伏臥位と仰臥位の治療を交互に三回行いました。

 神経伝達物質のセロトニンの働きが悪くなった状態です。ドーパミンとノルアドレナリンをコントロールできない為に過剰になると躁に、不足の状態でウツになるのです。殆どの人が過度のストレスが嵩じて自律神経に異常を来たしています。私たちはストレスを取ることを総ての病気に共通する基礎治療としています。それは患者さんとのコミュニケーションの構築から始めなければなりません。次にストレス点のチェックをして治療を始めます。そして主訴の原因と取るべき治療点へと進みます。頭鍼はウツには欠かせない治療です。中枢神経系のお薬は長期の服用は極力避けていただかねばなりません。「貴方は病気ではありません。悩みや疲れは誰でも日常茶飯事に遭遇しています。」休む事です。運動して汗をかきましょう。努めて笑いましょう。不思議に愉快になります。人生に開き直ることは大切です。自分の滑稽な体験からユーモアを交えてお話します。安定剤などよりよっぽど効きます。決して自殺に追い込むような薬物療法は避けてください。貴方も治ります。

交通事故は後が大変!

 高石神の男性南原さん(仮名)七十七歳は、平成二十三年の九月にバイクで走行中追突され、救急車で搬送入院。左腸骨骨折、左肩、左鎖骨、腰の打撲と診断され、約一年間懸命にリハビリをしてきましたが、左股関節と左肩の動作痛に苦しんでいました。なぜか損保の治療を打ち切られてしまいました。損保は大災害のあるたびに赤字に見舞われ、全てに引き締めが及ぶようになります。特に交通事故の場合、鞭打ち症のように目に見えない苦痛に暫く経ってから起きることが多く、対応が難しくなります。レントゲンを撮った後、湿布やマッサージ、痛み止めで終わって済ます事がしばしばです。「後は健康保険で治療して下さい。」同じ治療を損保で健保でも受けて治るはずがありません。私達は矯正と鍼も加えて、交通事故によるケガを数多く治して来ました。損保の方にも早く、安く済み、後遺症も出ませんので大変喜ばれています。

 1918年。今から93年前、スペイン風邪が猛威を振るった。6億人の人が感染したといわれる。風邪の殆どがウイルス性の喉と気管に炎症を起こす軽いものだ。厄介なのはインフルエンザで鳥や豚が介在する。動物しか感染しないものが突然変異を起こして人間に忍び込む。ワクチンだけが頼りなので予防注射はしておいた方の良い。ただし自然界には百を超えるウイルスが居るので全部に対応はしない。流行りものなので大体当たる。怖いのは新しい突然変異したウイルスが発生した場合だ。スペイン風邪でも罹った人の1割以下の死亡率なのだからやはり普段の免疫向上訓練が最も大切だ。免疫を向上するためには普段やたらと薬を飲まないこと。食事に運動、ストレスを貯めない事が肝心だ。

 ウイルス性でも8割以上が上気道感染で軽いものなのだ。熱が出たからといって解熱剤などに飛びつくのは疑問だ。ウイルスをやっつける為に体温を上げてくれているのだから抗生物質などはとんでもない。卑近な例で申し訳ないが、私などはビタミンCをたっぷり戴いて、葛根湯を飲んだりしたり、サウナに行って汗をかいて寝てしまう。特にサウナは良い。暑さが普段と違ってとても気持ちよい。石頭の医者には怒られるかもしれない。肺炎などの細菌性のものなら抗生物質よりいいものは無い。

 もし急に高熱が出て寒気がして筋肉痛などがあったら抗インフルエンザ薬を使うしかないが、これが曲者だ。薬の副作用が人間を殺す前にウイルスを殺してくれるから認可されているようなものだ。初期の上気道感染の風邪なら一回の治療で治せる。三日前に若い女性を治した。インフルエンザの患者さんだけは他の人に感染させるといけないので普段悪口を言っている大病院に行ってもらう。

ストレスが円形脱毛症を!

 松戸の女学生大原さん(仮名)、受験勉強から解放されて春からのキャンパスライフを楽しみにしている中、突然の悲劇が起こりました。後頭部にポッカリと丸く髪が抜けてしまったのです。日本人の中で約1.7%の人が円形脱毛症を発症すると言われ、主にストレスによる自律神経失調を原因とした自己免疫末梢神経異常、内分泌異常等があり、中には白癬菌というカビの一種で起こるものもあります。本来、身体の防御機能でも発毛に関与するTリンパ球が逆に毛根を認識相違し、攻撃して根こそぎ奪い取ってしまうのです。自律神経を回復して免疫機能を正常化するには、全身、特に背部のストレス点の治療が大切です。頭部は勿論の事、頸から腰まで丹念な治療を施しました。一ヶ月を過ぎますと、うっすらと髪の毛が生えて来ました。「これでデートにも気になりませんよ。」恥じらいだ笑顔がこぼれました。

 人間は海から来たと言われその進化の仕方は胎児の成長に見られる。胎児は受精してから出生するまでの40週間の間に人間の進化の過程を高速度写真のようにみせる。魚から爬虫類、哺乳類、人間になる姿だ。脳の構造も下層から順に四重の構造をなしている。下層は生命維持装置から表皮に近づくにしたがって爬虫類、哺乳類、最上層の人間の層になっている。前脳と中脳と菱脳の順だ。酒を飲むとこの順に深酔いの状態が表れる。酒を飲むと人格がガラリと変わる。石部金吉のような人が箍の外れた酔っ払いになる。理性は人間の神経だ。次にゲラゲラ笑ったり、美味しいご馳走に大喜びの哺乳類の神経だ。次にオッカナイ暴力を振るったり怒り出したりする自己保存の爬虫類の神経だ。それ以上飲むと生命維持装置が壊れ、吐いたり意識不明になったりする。老化も同じようなものだ。上の層から失われていく。先ずは芸術とか文化的な嗜みは無くなり人間から遠ざかってくる。次に喜怒哀楽の情がむき出しになって子供のようになる哺乳類だ。セックスと食い意地だけが張ってくる自己保存の爬虫類になって最後にはお漏らしなどをし始める生命維持装置の外れた状態だ。

おなか(大腸)で呼吸をしましょう

 「最近便秘気味なんですよ。」 墨田区の竹本さん(仮名)43歳女性と、船橋の横山さん(仮名)59歳女性。便秘は、顔のシミの原因にもなります。大腸には三百種類の百兆個の細菌が住んでいます。人間と同じで善玉と悪玉がいます。免疫力と自律神経、ホルモンにも影響しています。焼肉でホルモン、シロなんて言っているのが大腸ですね。女性は排卵後の生理前、黄体ホルモンが分泌されて、そのときに蠕動運動が抑制されて便秘になり易くなります。又、大腸には約一億個の神経細胞が分布します。心が安らかになっている時に働く副交感神経によって活発に活動しています。寝ている時の安らかな心の時の気持ち良い深い呼吸は腹式呼吸で充分酸素を腸内細菌に取り込んでいます。呼吸は肺でするものではありません。下腹で意識してゆっくりと膨らませるようにしましょう。自然に無意識のうちに釈迦の呼吸が出来ています。万病に効きます。

 確かに気持ちの持ち様で病気が治ることがある。飲みすぎて胃を壊して胃癌じゃないかと心配した挙句、検査をしたら大丈夫だった、途端に胃の痛みが消えた。病気の半分以上がそんなものだ。眠れないと言えば睡眠薬、不安感があると言えば安定剤を出し、痛いと言えば鎮痛剤を出す。何故そうなったのか、どういう理由でこの薬を使うかなんて説明する必要も無い、どうせ素人に説明したって解らないのだから。血液を採って写真を撮って検査数値で病名を決め、適応薬品を使う。三時間待ちの三分間診療に意味はない。それでなければ医者は金持ちになれない。だから他人を待たすなんて気にもせず効率的に診る事だけが最優先なのだ。寿命は時間の延長なのに命のケアをする医者には患者の寿命の時間など犠牲にしても一切気にしない。電話でも済むようなことも再診料の点数を稼ぐ為に呼付ける。それがあたかも忙しいのに診てあげているのだと、ありもしない権威を見せ付けているようだ。患者は新興宗教の信者のように大きな建物で高価な器械があって沢山の医者が居る病院が厳かな神社仏閣に見えるらしく藁をもすがるように群がっている。63歳女性のY中さんの話です。最初は膠原病と診断され、自律神経失調症にバセドー病と次第に病名が変わっていきました。ダンスが好きで定期的に汗をかいているときは極めて健康で疲労回復と筋疲労、捻挫以外の治療はしていなかった。息子さんが結婚してお嫁さんが来た。農家は家内労働で昔から営々と続いている。作物はたびたび各種の賞に預っている。お嫁さんは農作業が嫌いで家事も苦手ときている。Y中さんは行く末を憂い、苛苛する毎日になってしまった。単なる嫁姑の問題で無く父と子との喧嘩にまでなって火宅の家となってしまった。あちこちと身体が痛み、不眠が続き、疲れが酷く、次第に痩せていった。病院通いが続き趣味のダンスは勿論、仕事の農作業にも影響するように歯車が逆に回転し始めた。薬は五種類以上も飲むようになって益々身体は衰えが酷くなって見るからも気の毒に痩せ細ってきた。舌は真っ赤に燃えるようだ。薬ストレスを取り去る事が一番の治療だ。ビタミンCも勧めた。甲状腺の治療もあるので伏臥位と仰臥位を交互に治療した。三日目には憔悴した表情がにこやかな本来の顔に戻っていた。お土産に新鮮な入賞した枝豆を沢山戴いてその夜のビールの美味しかった事。

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