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首は頭と身体を結ぶ光ケーブル

 人間は目と耳で外界の安全と食を得るため、首を前後、左右、上下に動かします。その上、その中に脳と身体の生命ラインの神経ファイバーで繋いでいます。身体で一番重い部分の頭も支えています。首を切るとは死を意味します。あの可哀想なギロチン台のマリーアントワネット。「クビだ!」なんて何十年も努めた従業員をリストラするなんて野蛮なことです。ところで身体の頸のお話ですが、大町の女性町田さん(70歳)は、4番目と5番目の頚椎の椎間板が挟まって神経を圧迫して頸、肩、腕、手、指にコリや痛み痺れがあり、頭痛、不眠まで伴ってお薬と牽引マッサージ療法に明け暮れていました。不思議に触診しますと必ず左右、異なった硬結と軟下が診られ違和感を訴えます。神経を集中して穴位を定めて治療します。初日に熟睡して2日目でカバンが持て、3日目でお悩みの症状が取れました。現在、ボケ防止のゲームに凝っているそうです。

お薬で治るものと、悪化させるものがあります。薬も治療の数ある療法の一つでしかありません。なんでも薬で治るとマインドコントロールされている私達はオイシイ患者さんです。

踵が痛い!

 小、中学生の男子に多いのですが最近は大人の方も同じような症状で来られる方が増えています。踵骨骨端炎といって骨端軟骨の中の柔らかい丸い豆のような骨成長の核がアキレスけんや足裏の筋肉に引っ張られて炎症を起こします。ひどい場合はヒビが入って分離することもあります。江戸川区の中学生、米倉君は野球部のレギュラー獲得の為、猛練習が祟って歩くのにも不自由になりました。光線を掛けたりマッサージをしたりして医療機関を遠回りして来られました。「三回で治りますよ」と申し上げましたが、一回で来られなくなりました。フォローの電話を入れますと「痛くなくなったので練習したら又痛くなっちゃって」「安静にして三回は様子を見させて下さい」と言っても歩くのに不自由なのですから厄介な症状です。何処でも手を焼いています。薬でもマッサージでも光線療法でも難しいでしょう。それが三回以内で治す方法があります。

更年期障害の方どうぞ!

 女性の閉経前後、数年間の更年期は卵巣機能の衰退によって内分泌、自律神経に変動を来して肉体的、精神的な不定愁訴を起こします。のぼせ、汗かき、睡眠障害、イライラ、肩こり、腰痛、うつ等、発症に個人差があるのが特徴です。頚部と腰部に特効穴があります。副交感神経は、この二つの部分に分布しています。この神経は免疫向上に、治癒に最も大切な部位です。皮膚のケラチノサイト細胞にハリを打つと微弱電流が起きます。ケラチノサイト細胞は、10分の1ボルトのマイナス電池を持っています。鍼の接触が電流を起こし情報伝達物質を生じて神経、内分泌、免疫系に異常を知らせるのです。経絡と言う電導脈を流れた電流はバッテリーのあがった病的細胞を充電してくれます。ソマチットともいわれています。薬を使わず殆どの病気が治る原理です。江戸川区の高梨さん49歳は治療の後、下痢をして尿の量が多くなり、目ヤニまで出てグッスリ熟睡した後「半年ぶりに生理になって体が軽くなったようです」と仰っていました。フリーラジカルを取り去る為にアスコルビン酸の服用もお勧めしておきました。薬は使いようで毒物になります。薬を止めれば病気は治るという本を大学教授が書いています。

副作用による疾患は増大する一方です。実は副作用でなく薬本来の持つ本作用によるものです。薬は自己責任で服用しなければなりません。自分の身体の状態は自分の生命でしか理解出来ません。どんな名医といえども貴方自身の痛みと苦しみは知り得ません。

いとも簡単に

 南八幡の新入り消防士さん(27歳)訓練のランニングで絞られて左足前脛骨筋を傷めました。医療機関を巡っては、お薬と電気療法とマッサージを受けながら顎も出さずに二週間頑張りました。とうとう足を引きずるようになってからお友達の紹介で来られました。松尾芭蕉の奥の細道に「足三里」のお灸の話がありますが、そこに私達の珍案特許の寄せ鍼吸角を施術したのです。「あれ?痛みが取れてる!」私達は日常茶飯事に難しいとされている症状の方を安く、沢山、いとも簡単に治していますが、まだまだ知られていないようです。最近お医者さんが書かれた自然死の本、薬の話、手術の話、検査の話、そんな本が沢山出ています。医学が進歩しても病人が増える一方、健康保険の財政も悪化する一方、ソコに何かがあるからです。行き詰まって悩んでいる良心的なお医者さんがまだまだ沢山います。人間の命と健康が医療産業の利潤追求の犠牲にならないよう願って止みません。

魔女の一撃

 欧米ではギックリ腰の事を言うそうです。無理な姿勢での作業、急に強い力を出す、身体を捻る、又は洗面所で顔を洗う等普段何でも無い動作でも起きます。骨と骨との間を跨って付着する靭帯、椎間板、筋肉が過度に緊張して損傷します。一寸した動作で激痛が走り動けません。命に別状はありませんので外見では滑稽に見えますが、なってみないと判らない痛みです。船橋市の鵜飼さんは腰に手を当ててやっとの思いでソローリソローリとおいでになりました。ソファを動かしての掃除中にギク!となりました。「お任せ下さい!」どんな医療機関でも真似の出来ない治療法でお治し出来ます。病院にはMRIやCT等高価な検査器がありますが私共の様には治せません。レントゲン、安静、湿布、鎮痛剤が殆どです。早く、安く、副作用が無く簡単に私達は治します。世間の薬と手術が病気を治すものと思い込む、刷り込みマインドコントロールはなかなか抜けません。

老いは喜ぶべき

 七十を老いと言い須髪(ひげ。頭髪)が白くなる事を言います。老いの文字は腰が曲がった杖をついて歩く姿を現しています。

長寿を願わない人は居ないでしょう。老いは長寿を達成した姿です。古稀と言ってお祝いをしますが字のとおり七十まで昔は生きることは稀で珍しいことであったのです。現代では八十まで生きるのは珍しくありません。八十まで生きますと老いの至りと書き「耋」といいます。九十まで生きますと草冠に高いと書いてその下に老いと書きます。長寿を全うすることは総理大臣になる事よりお目出度い事なのです。日本ではそのお目出度い人が一杯なのです。壱千兆円の借金で頸の回らない国家財政のため老人医療と介護費用をケチる事に苦労していることが老人の生活不安を掻き立てています。そんなことより医療も介護も必要としない老人を増やす事に予算を使えば良いのです。医療と製薬会社と介護事業には困り物です。金儲け主義が税金を食い物にしています。健康保険、介護保険を使わない人に配当、還付をすれば如何でしょう。「早く死んじまえ、国の為」なんて言っているのですから困ったものです。実際に医療機関が病気にならない治療に心がけて食事と運動と心の安らぎを得る指導をすれば生活習慣病、慢性病、糖尿、高血圧等の八割は投薬手術の必要は無くなります。問題は本人が日常生活に取り込んで継続習慣化出来るか否かです。長寿はその人の意志の力によります。

中国の古書の霊枢では五十を老と言っています。五十でサラリーマンの定年の時代もあったのがつい最近です。そもそも人間は百二十歳が天命と言われています。人体の細胞六十兆個が胚芽から分裂を繰り返して老化するにつれて染色体にあるテロメアは短くなります。そのテロメアが短くなって限界に達した時が細胞寿命時計、即ち命が止まる時です。最長で百二十歳ぐらいまでが限度だろうと言われています。古代ローマ時代の平均寿命が29歳から30歳と比べると80歳を超える平均寿命が120歳に迫っていくのも嘘では無いでしょう。戦争、疫病、乳児死亡率の低下等が寿命を縮めて居ました。医療の進歩だと言われる人が居ますが環境衛生、文化的生活の向上が貢献しています。医者にかかると半病人になって生かせられます。薬毒でテロメアを縮めて長寿には役立ちません。医師がストライキをしますとその間死亡数が減少すると言われています。

寿命係数といって哺乳類は成長期の長さの5倍から7倍の寿命であるとされています。人間は成長期が20年として寿命は100歳から140歳になります。犬は2年ですから10年から15年になります。寿命は胎児の時から遺伝子によって定まっていますが生後の外因性の要因、内因性の要因によって120歳が短くなります。また養生次第でそれを防いで伸ばす事も出来ます。もし貴方が現在七十を過ぎていたならおめでとうと申し上げます。不幸にもそれ以前にお亡くなりになりましたらあの世でそんな遺伝子を呉れたご先祖様を恨んで下さい。ご自分の養生の悪さも反省して下さいね。

寿命を縮める不安

 健康の三要諦と言って一に心の安寧、二に食事と呼吸、三に運動と申します。心安らかに生きることが出来る世の中ではありません。年間3万人以上も自殺者がいる世の中です。交通事故死が年間4500人で6倍以上です。東日本大地震では二万一千人の方が亡くなられました。人生が楽しくて己が命を絶つ人なんて居ません。

心の安らかさが健康にとって最も大切なのです。では心の安らかさを何時も保っているのはどうしたら良いのでしょう。これは本当に難しい事です。お釈迦様は執着を離れろと申していますがなかなか出来ない事です。愛の執着、お金の執着、地位への執着、命の執着から離れることは難しい事です。

永遠のテーマとして語り継げられています。避けて通れる事ではありませんので自分自身の問題と自分以外の環境とにわけて考えましょう。自分自身の問題としては体質と性格があります。体質が病的であれば安らかさを得られないでしょう。性格が感受性強く感情の起伏の大きい人は心静かと言う訳には参りません。心の安らぎを得られるとして宗教は古来役立つ場合もありました。只此処で問題なのは、方向性が間違ったものでマインドコントロールされたものでは恐ろしい害毒となります。却って心にオブリゲーションを与えて何時もこうあらねばならない、という焦燥感と切迫感がストレスになります。布教しろ、お金を寄付しろ、行を絶やすな、現在では選挙運動をしろ、テロをやれ、地獄に落ちるぞ、あり方によっては反社会的存在にもなりえます。断食もマインドコントロールされた状態になります。飢餓の状態が恍惚のホルモンを湧出させるからです。取り調べ室では何日も何も食べさせず取り調べをして思い通りに自白をさせた時代もありました。又、餓死は安楽死とも言われています。私も酒を飲み過ぎた時、断食を丸二日程度水のみで過ごしますがとても気持ち良く眠れます。身体がふんわりと楽になります。此の儘食べなければ楽に死ねるような気持ちになります。食べると言う事が如何に労力の要るものだと実感します。外界のものを自分の血肉とする同化作業は人間の命を継続させる為に臓器のフル回転をさせます。大野さんという九十歳になる患者さんが入院して点滴を受けているので食べることが不要になりました。「楽になった!楽になった!」と言っているのを見てすぐさま退院を勧めた事がありました。口から食べることは活きる作業なのです。人が良くなることを食と言います。口から食べられなくなったことは天のお迎えが近くなったことです。娘の卒業した大妻学院の学長さんと仲の良かったお茶の水の断食道場の御主人は断食の期間に失敗して亡くなりました。この断食の快感に溺れたからです。適度なファスティングは健康に役立ちます。日常生活に疲弊した臓器を休ませてくれます。環境から来る飲食、薬、ストレスから解放させ生活習慣病を一時的に好転させます。イスラム教の人々が他の宗教人より宗教心が強いのも祈りの多さと断食にあるのです。それだけに宗派内の闘争も激しいようです。信念という心の強さに基づく生活習慣の改善が出来れば医療産業は崩壊する浮きめに会うことでしょう。

さて、私達の心の安寧の考え方を話しましょう。心の状態を七つの感情、七情と言って喜、怒、憂、思、悲、恐、驚に捉えています。これは先に書いた執着、欲望から来る情念の世界です。この状態によって病気にもなるとしています。中曽根元総理も安部総理も時々参禅しているようです。特に最近「怒らない」シリーズの仏教本が売れているようです。これほど最近心の安寧を必要としています。そもそも総理大臣が求めているのですからね。菅元総理は誰も望んでいないのに関わらず、もう総理なんかに頼まれてもならないなんてぼやいているのですから大変なお仕事なんです。

自律神経失調症と言われました

 交感神経と副交感神経に大別される自律神経は、環境に応じて天秤の様に双方の働きが強まったり弱まったりして絶妙なバランスを保ちます。自分の意思に関係なく様々な臓器を自動的にコントロールしているのです。過度のストレスや、薬の長期服用は、自身がバランスを保つホメオスタシス(恒常性)を乱します。頭痛、めまい、不眠、冷え、便秘、下痢等が起きます。脳の松果体から出るメラトニンは、体内時計の役割だけでなく、催眠作用と抗酸化作用があり、美容と老化防止に必須です。千代田区にお住いの寝川さんは疲れがひどく熟睡も出来ず、毎日悪夢にうなされていました。病院で自律神経失調症と診断されて入院しましたが、思うように改善されません。入院期限が切れて私共を訪ねて来られました。ビタミンCを摂り、運動をして汗をかくことを薦め、7回の治療が終わりました。「朝スッキリと起きられるようになりました。旅行にも行ってきました!」企業戦士の皆様も疲れたら旅行にでも行かれたら如何でしょう。

旧い肉離れの後遺症

 江戸川区の男性横谷さん41歳。右足を引きずり辛そうな表情で来院されました。最近、転職をされ環境も変わり体に掛かるストレスも誘因していました。主訴は、右下腿の重だるさと痺れです。触診すると筋肉の硬い張りがあり、左下腿と比較すると変形が診られます。詳しく尋ねると2年前にキャッチボールの際、音がするほどの肉離れを起こしたそうです。しかし、その当時は忙しさからしっかりと治療できなかったようです。ふくらはぎの筋肉でちょうどアキレス腱に移行する部分、循環に関わるポンプの役目もする腓腹筋という筋肉です。自家筋力の強力な筋収縮による筋肉の部分断裂を起こし、治癒せず瘢痕化したものと考えられます。肉離れは、手術の必要な筋断裂以外、鍼治療で周りの筋組織とのバランスもとれ、治りが早く効果が抜群です。横谷さんも治療後、柔らかくなったふくらはぎを確認されていました。肉離れは再発が多いので完治するまで治療が必要です。

大変!私の顔が歪んでる!

 「昨夜から右目の瞬きがおかしいんです」八幡の吉本さん女性47歳。妻と母親にお仕事を持った一人三役。父親の介護で毎晩入浴のお世話もしています。「右目からは涙が出て食べ物が飲み込みづらく右目を閉じることができないのです。」確かに顔の右側が歪んでいます。表情筋の検査をしますとお顔の皺が左右違います。顔面神経麻痺には原因不明のものが多く、中枢性と末梢性、外傷性、ウィルス性が考えられますが、多くは過度のストレスです。顔の治療は勿論のこと全身の疲れを取るように心掛け、うつ伏せと仰向けの治療を交互に五回行いました。「九時間もグッスリ寝てしまいました。まるで子供みたい。」よっぽど疲れていたのでしょう。「助かりました。」元気な笑顔に戻られたのでほっとしましたこの方は発症した翌日に来られたので良かったのです。遠回りして長い時間を経過しますとこの様な訳にはいきません。

眠れないんです!

 蒸し暑い夜が続きます。須和田のHさんは六年前から不眠症に悩んでお薬に頼っています。痛み止めのお薬と同じで長くお飲みになると効かなくなるどころか、副作用で健康を害します。不眠は睡眠の量的、質的減退を意味します。就眠障害、熟眠障害、早期覚醒の三つのパターンがオーバーラップしているのが常です。「何だか色々考えてしまって、最近は耳鳴りもするんです。」原因は健康状態からのもので、特にストレスの溜まった状態、悩み事、どうしようもない煩瑣な事を考える、環境、騒音、温度、湿度等があります。原因の除去が必要です。規則正しい生活と汗をかいて運動することが一番大切です。Hさんは背部のストレス点は亀の甲羅のようでした。後頭骨下縁の安眠穴等特効穴があります。時にはグーグー鼾をかいて寝ている人がいます。ストレスを取るには、フリーラジカルを取り去るアスコルビン酸がお奨めです。睡眠薬・就眠剤にしても身体にとっては毒物です。長期服用はお止めになって、治療に来られることです。薬を飲むから病人が増えるのです。

肋間神経痛

 菅野の男性会社員横中さん(仮名)55歳。つらそうな表情で左脇を抑えながら来院しました。鋭い痛みを繰り返し、痛みで深呼吸や咳もできません。一ヶ月前からこのような症状が起こり、病院では血液やMRIなど検査をしましたが、異常無しとのこと。横中さんは原因不明の奇病ではないかと心配されていました。触診は大切です。背中から左胸腹部の肋骨に沿って走る肋間神経が痛むようです。肋間神経痛の原因として多いのが、不自然な姿勢をとった時、また運動不足・疲労によって神経が骨や筋肉に挟まれて起きるもの、また帯状疱疹ウィルスが原因で痛みを生じるもの、他にも骨折やストレスが原因になることもあります。治療では、痛みの発生している神経の起点になっている圧痛点を中心にしてケラチノサイト細胞の働きを通して神経を鎮めます。そして独特の寄せ鍼吸角の手法も組み合わせ最大限の効果を引き出します。一度の治療で痛みは無くなり、横中さんもビックリされていました。最初からここに来ていればと異口同音に後悔されています。私達の治療法が有効な治療法であることを、いつも患者さんに自信を持たせて頂いています。

脳梗塞?

 人間は血管から老いると言われています。全長十万キロにも及ぶ大小のパイプラインが高血圧・高脂血症・糖尿病、老化等の原因で変質、変形、毀損して血液の通り道に支障を来たします。脳梗塞には、特徴として急に、片側に発症し多くは2〜3分以内、長くても24時間以内に消えるものもあります。自覚的な症状としては半身の運動麻痺、感覚麻痺、感覚鈍麻、視覚障害、眩暈、構音障害、複視、不自然な手足の脱力等があります。南八幡にお住まいのMさんは、朝起きると、急に右脚が前に出なくなってしまい御主人に勧められて怖々来られました。私達には信じて頂けないような事が日常茶飯事に起きています。この方も、翌日には足が前に出るようになり、4回目には買い物にも行けるようになり、悩みの種の睡眠もとれるようになっているのです。どうか薬と手術だけが医療と思い込まないで下さい。

 別名アスコルビン酸はコラーゲン蛋白質の合成、活性酸素の毒性を消すとされています。人間は血管から老いが始まります。脳溢血、脳梗塞、脳軟化、脳・臓器の萎縮、皮膚の毛細血管が原因の皺・シミ等です。コラーゲンが出来ないと血管壁が弱くなって皮膚、粘膜が侵されます。皮膚は外壁です。体の内で空間を作っている口腔、食道、胃、腸管の粘膜は外と直接接する皮膚です。皮膚は胎児の生育段階では中枢神経と同じ外胚葉由来の臓器です。ラッピングしているだけでなく考える臓器です。皮膚のケラチノサイト細胞は帯電しています。常に外の情報を神経、ホルモン、免疫系に送っています。一方、体内の情報は皮膚にも現れます。二年間も多くの医療機関を回っても治らなかった湿疹のお嬢さんが治療に来られ背中のストレス点を取ってVCをお勧めしましたらほんの一週間で湿疹が出なくなったのはこの為です。美貌と健康が目の前にあります。

ストレートネック

 「首が動かないんです。」千葉市花見川区の佐川さん(仮名)四十九歳女性。仕事に行ったのですがあまりにもつらくて早退しました。「こんなことは初めてです。右腕がしびれるんです。なんとかして下さい。」同僚の方のご紹介で来院しました。頸・肩はガチガチ。動きはまるでロボットのようです。長時間のパソコン業務は慢性的なうつむき姿勢で首の生理的な湾曲が失われていきます。生理的な湾曲とは、人間が本来持っている背骨を横から見た時にあるS字カーブのことです。このカーブは、人間が二足歩行をする上で重力を吸収するバネのようなクッションの役割をするものです。このカーブがなくなり、頸がまっすぐになるのが、ストレートネックです。触診をするとまさにこの状態が解ります。「鍼は痛くないですか?」初めは不安そうな表情をしていましたが次第に「気持ちがいい。」と言い始めました。大きな鼾をかいて寝ている人もいます。長時間の一定姿勢の作業は避けて下さい。間隔をおいて体操をしましょう。反復性ストレイン損傷(RSIs)と言ってこの種の症状が増えています。

 人間の歴史は5000万年と言われています。人間が他の動物と違って少なくとも地球を支配しているのは人間の変化が遺伝のみに頼っていなかったからです。教育訓練によって限られた遺伝子以外の進歩を増幅していたのです。それだからこそ5000万年も生きながらえて来られたのです。その教育こそが人間の未来を幸福に導くのか否か、いや破滅に追いやるかを決めるほど科学は進歩しているのです。教育による人間の変化の増幅と進歩は遺伝による進歩より著しく早く膨大な量を人間にもたらしました。ハイテク技術がそれを可能にしました。しかしながらもたらされた進歩が人間に嫌が応でも享受の出来る得る人格を求めています。共存共栄を人間の運命の定めとして求めています。ただ従うしかないのです。それ以外の人類の繁栄はあり得ません。原子力、コンピューター、環境破壊が人間にヒュウマニズムの高揚を求めています。そうならなければ人間は生きていけないように導いているのです。さて周囲の状況は素直に人類の先祖たちの教えに従っているでしょうか?

 原発、消費税、円高、政治の混乱と官僚支配、資源獲得競争、中ロ,新興国、日米欧のソブリンリスク、金融資本による経済混乱、六万発の世界の核弾頭...

悲しみ

 親しくさせて頂いた産婦人科の先生が二年ぶりにお見えになりました。一瞬、誰だかすぐには判りませんでした。余りにも変わり果てたやつれたお姿でした。点滴チューブを抱えて我が身を持て余すようにベッドに横になりました。食道ガンで治療、治療、治療で精根つき果てていました。リンパ腺に及んでいます。優しい柔和なお顔は苦しみに疲れ果ててやっとの微笑を振り絞っているようでした。痛みが肩に二箇所あり、どうにも取れずに来られました。「楽になりましたよ。明日また入院します。又、来ます。」これが最後のお別れかもしれないような気が走りました。思わず近寄って抱きしめるように身体を寄せ合いました。お別れをしたくありません。付き添って来られた奥様は涙を浮かべて見て居られました。私は嗚咽を堪えて後に控えている患者さんに鼻水を流しながら治療を続けました。親しい人との別れのこんな悲しいことが何で続くのでしょう。

 平成23年は東北大地震と原発事件の災害がなんと言っても日本にとって将来に大きな重荷となって行くことです。原発の廃炉に至るまでの費用は計り知れません。第二次世界大戦の敗戦に匹敵する再建努力を強いられます。東電には原発を運営管理する責任も資格もありません。節電で値上げを脅し取り原発の存続と増設を企んでいるようにまで思えます。電気産業の自由化によって独占事業の弊害を取り除かねばなりません。東電に絡む利権と政官の癒着振りも解明せねばなりません。

 二十年に及ぶ経済の低迷はジャパナリゼイションと言う言葉が今度はヨーロッパにまで囁かれています。先進国の借金がソブリンリスクとして世界大恐慌の恐怖とハイパーインフレの不安を人々に与えています。一般労働者の給与の一千倍の報酬を得ている1パーセントの富裕者が世界の富の40パーセントを支配している状態が世界人類に奴隷的な労働を強いています。格差と一言に言えるものではありません。税の再配分によって福祉が貧困者を救うと言っても日本のように税収以上の社会保障費が計上されているのではいずれ破綻が来ます。倒産寸前の国ですが世界一番の富裕国です。外国に貸してあるお金も国の財産も世界に類がありません。矛盾しています。何故なのでしょうか?

 想定外といわれる言葉が使われます。偶然なんて意味にも使われているようですが、そんなことはありません。然るべきして起きるのが経済の混乱なのです。人智の及ぶ事を知っていて一部の人が利潤をむさぼる為に起こしているのです。国際金融資本と言われる人種が国家の帰属も忠誠心も無く、ただ金、金、金で人類を支配しようと企んできたのです。ヒユウマニズムなんて言葉のひとかけらもありません。日本人は異教徒ですからさしずめ被支配民族なのでしょう。グローバリズムこそ彼らの世界支配の助走です。

平成21年度の国民医療費が36兆円です。税収が43兆円ですからこのままでは想像に余りあります。科学が進歩しているのですから病人は少なくなって然るべきです。病気を治すのは医者と薬と手術だと思い込んでいる刷り込み現象を棄てなければなりません。健保を還付制度にすれば医療費は半減します。患者は半病人で長生きしてくれれば医療産業は栄えます。早死にしたり健康であってはなりません。そのために薬を沢山飲んでもらうことです。老人には薬よりむしろスポーツジムの方が大切です。

柔道整復師の医療費が4千億円を突破しています。整形外科がいますので昔の不足していた時代のように必要ありません。柔整師はレントゲンが禁止されていますので捻挫、打撲が専業になっています。実際は指圧マッサージを業として按摩マッサージ師と変わりありません。三千億もの費用が捻挫に使われていること自体不正請求の証拠です。四万人の就業者を一体どうするのでしょう。コリと痛みと痺れの症状を非観血的手法で治すことを業とすればよいでしょう。鍼灸マッサージ師も加えて還付制度の医療業務を担当すればよいのです。医療費の節約になるうえ半病人が少なくなります。

安静が必要です

 江戸川区の小西社長(仮名)72歳。例のごとくゴルフによる右脇腹痛を発症。ゴルフのスイングでは、下半身を固定させた状態で上半身を回旋させます。飛ばすフォームは無理な力みが入り怪我や故障のもとになってしまいます。小西さんの場合、右胴部側面の外腹斜筋という筋肉が肋骨の付着部を剥離していました。外腹斜筋は、スイングスピードや飛距離にも影響しています。練習量を増やしたり、疲労が残った状態でプレーを続けてきた場合は、疲労骨折に至るケースもあります。治療中は側臥位でぐっすりとお休みになっています。『治療後は、安静にしていて下さい。』といつも釘を刺します。ゴルフ好きにとっては、安静にしているのが難しく、我慢できず打ち込む日々が続いて治りを遅らせている事もあると聞いたことがあります。運動記憶は約三日間なので三日に一回の練習で十分な筈。プレー前のストレッチや逆振りなどの怪我予防の工夫も必要です。ゴルフはあくまでも趣味です。仮に職業だとしても痛い時には休みます。好きなゴルフを休めと言うのは無理なのかもしれませんね。

皆さま、ご機嫌いかがでしょうか?八幡整骨院院長の小林和男です。

今回掲載させていただく文章は、当院の会員様宛に配信したH.11年度の御葉書、H.15年度の御葉書、そしてH.23年度の御葉書の内容です。それぞれの年月にご挨拶させて頂いた御葉書を比較してくだされば幸甚です。

 日本人は敗戦後、半世紀を経て世界に誇れる再建を成し遂げました。エコノミックアニマルといわれるまで必死に働きました。日本は最大の債権国です。それが経済危機に陥り、最大の債務国が未曾有の好景気、そこには常識外の何かがあるからです。最大の不況と失業者、国家的破産の崖っぷち、戦後最大のピンチ、今こそ日本人の底力を見せる時ではないでしょうか。次のことを考えてみて下さい。

1.選挙棄権の罰金、企業、団体の政治献金の禁止

2.消費税の凍結、又は3%、教育と福祉の目的税に

3.不平等税制の撤廃(医師、宗教法人、公益法人等)

4.国会、県会議員、官僚の半減、外郭団体の整理

5.市町村議員の無給名誉職化

6.不労所得の税率アップ(相続税等)

7.老後と医療と教育費の国庫半額負担

8.効率的自前の自衛

9.銀行等のヘッジ、デリバティブの投機行為の禁止

10.     貧富格差の縮小税制

11.     愛国、人道教育

12.     食料、燃料の自衛

13.     核保有国への海外援助の見直し、海外債券の回収、円建て化

14.     汚職犯罪と選挙違反の厳罰化

15.     環境保全と美化と違反の罰金

16.     各種規制の撤廃自由化

17.     高額納税者、美談の報奨

18.     国公債の日銀券発券による償還で次世代繰越の零化

19.     首相公選

20.     国内インフラ整備

21.     労働のロボット化による海外工場移転の防止、産業空洞化の是正

22.     税金を安く民間活力を増大

23.     先端技術の研究開発、国庫負担

 (H.11年 ハガキ掲載分)

 千葉商大の加藤学長が政府税調をおやめになる時、日本は早くIMFの管理下になるべきだと言われていたこと、立花隆先生は日本はそういう現実の発生がないと再生は望めないと言われていたことを思い出します。官僚・政治家が悪いという前に国民に問題があるのではないのでしょうか。例えば十月に行われた補欠選挙の投票率など残念でなりません。独裁者が表れて組織票を動員したら日本乗っ取りも不可能とは言えません。失業率10%の構造改革ハードランディングが到来すると言われています。

(H.15年 ハガキ掲載分)

 すべての諍いは経済的要因にあります。経済交流が国際化して国境が無くなり遠い国の津波が押し寄せて来ます。七十億の人間が地球号に乗っています。食料も水も全員必要です。貧しさは争いを起こし、怠惰と浪費と悦楽は多くの人の足枷になります。格差は平和を損ないます。利己主義と拝金主義は民主主義と資本主義の利点を歪めました。リーマン、ギリシャ、原発、地震、津波、洪水。人間社会に赤信号が点っています。私たちは年金、健保、介護、赤字国債、増税、その上で経済戦争に打ち勝たなければなりません。既得権の洗い直し、公益法人の民営化と課税。規制の自由化、税金虫の駆除が必要です。焦眉の事は円高是正のための金融緩和の強化です。ポピュリズムは国民を愚弄してきました。選挙で本当の愛国者を選ばないとガラガラポンまで首を洗って待っていなければなりません。残された時間はもう少ないのです。

 (H.23年 ハガキ掲載分)

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