背骨は管状になっていて中に脊髄神経を通した電話線のケーブルのようになっています。それが狭くなってそこから出ている神経を圧迫して痛みや痺れをその神経の支配する分野に起こします。平成18年の夏に一回目の手術を受けましたが改善されずに二回目のオペを翌年に受けました。歩いては止まり、歩いては止まりの連続は変わりありません。痛みは鈍痛に変わっていますが何とかならないのかと、の思いで来られました。ご近所に住む七十四歳の男性です。治療効果の良し悪しは以前より痛みの出るのが少なくなったか、歩行距離は伸びたか、痛みの性質が変わったか、で治療効果の良し悪しが決まります。三つの比較効果は改善されていきました。