市川市の45歳女性のKさん。酷暑日が続いています。「夜中に脹脛(ふくらはぎ)がつり、親指まで固まったまま痛むんです」。腓返り(こむらがえり)とは腓腹筋などが自分の意志に関係なく急に強く収縮し、硬直して激しい痛みを伴う筋肉痙攣です。筋肉は神経の命令でカルシウムが働き縮みます。血流と水分、ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどミネラルの助けで緩みます。ところが夏は汗で水分と塩分を失い、血流の巡りも悪くなるため、筋肉の興奮が過敏になり、収縮のスイッチが切れなくなります。私達は睡眠中でも、呼吸、皮膚、寝汗から一晩で約500ミリリットルの水分が失われています。その上、昼の水分不足が夜に持ち越されますと、腓返りや親指の痙攣に繋がるのです。
触診では腓腹筋、アキレス腱、足底に硬結が認められます。足首も冷えていました。承山、陽陵泉、三陰交、太渓、足三里にお灸と鍼を施術しました。皮内鍼を使用すると不思議に治ります。「足がよく伸びた感じで軽いです」。ミネラル天然水と野菜を摂りましょう。冷房の風を直接肌にあててはなりません。