忍び寄る認知症
昨年6月の厚労省の調査によると65歳以上の認知症患者は約462万人、予備軍を含めると860万人以上。4人に1人が認知症ということになります。認知症はアルツハイマー型と脳血管性に分けられます。アルツハイマー型は、大脳の神経細胞が死滅して、脳が全体に萎縮していくことで起こります。脳血管性は、脳出血や脳梗塞を起こした後に、知能に関わる領域が傷つけられて発症します。今のところ治す方法はなく、向精神薬を処方され症状が悪化した例も報道されています。当院では定期的に多くの高齢者が治療されています。大洲のIさん(92歳・男性)は毎回自転車で来院されます。また、Yさん(82歳・女性)は旅行が趣味です。Oさん(78歳・女性)は一人暮らしでボランティアもされています。この方々は補聴器いらず認知症知らずの健康的なお手本のようです。丈夫で長持ちは良いのですが、自分の伴侶を忘れてしまうようにはなりたくありませんね。