最高気温が40度以上の日が酷暑日と定められました。熱中症予防にはこまめな水分補給と冷房が欠かせません。葛飾区のSさんは、友人のお店で働くお元気な80歳。脊柱管狭窄症・腰椎椎間板ヘルニア・坐骨神経痛があり、痛み止めと高血圧のお薬も飲んでいます。「毎日職場の冷房がきつくて寒いの。家でも冷房の温度を下げたまま寝てしまったら、腰と右脚が痛くて」。右脚を引き摺っていらっしゃいました。
触診をすると、背中から腰・脚が氷のように冷たくなっています。体温調整は、脳の視床下部にある体温中枢の指令を受け自律神経が働き、暑いと血管を広げて汗をかいて熱を外に逃がし、寒いと血管を縮めて熱が逃げるのを防ぎます。冷房に冷やされると、末梢血管も収縮し筋肉も硬くなります。お薬の長期服用は如何なものでしょうか。お灸と光線療法で中からも外からも温めました。日常から適度な運動と身体を冷やし過ぎないように、シャワーだけでなく湯船につかりましょう。次の日、電話がありました。「痛みがなくなってすっかりよくなったわ」。