「身体が怠くて何もヤル気がしないんです、ただポアーンとしているだけなんです」。53歳男性。会社は病欠しています。目に気力が無く顔色が悪く脈も落ちています。出張が続きました。おまけに監査で精神的にメロメロの状態で病院に行きました。軽度のうつ病と診断され眠剤を調合され服用しています。過度のストレスによる自律神経の失調です。そもそも日本のサラリーマンの殆どが働き過ぎです。それなのに個人のGDPは世界で24番目です。考え直しましょう。
交感神経の過緊張は臓器支配のストライキを起こします。それが倦怠感です。特に睡眠の状態に表れます。眠剤を飲み続けても治りません。仕事に行きたくないのは「休んでくれ‼」という身心の悲鳴です。自律神経叢は後頸部・仙骨部にあります。触診すると右後頸部と肩に硬結がありました。頸肩のコリを軽くみてはいけません。治療はしばしば薬を凌駕して効果を発揮します。治療中は気持良さそうに眠っています。「明日は会社にいくよ‼」GDP戦争に健気にも復帰しました。