不眠症には入眠障害・中途覚醒・早期覚醒・熟眠障害といろいろな形があります。習志野市のNさん(55)は更年期と仕事のストレスが重なり、数年前から睡眠障害が現れました。甲状腺の橋本病で10年以上お薬飲んでいます。家族と職場の相談員の勤めで公務員を休職し、お医者さんから5種類ものお薬が出ました。「お薬を飲むと昼も眠くなってしまいます。折角仕事を休んでいるのに仕事のことが頭から離れないんです」。
不眠を治すには眠らなければならないと思う強制感を忘れることです。食事と同じで食べたければ食べる、眠りたければ眠るのです。睡眠欲です、無理に眠ろうとお薬に頼ろうとせず、運動をして汗をかいて心地良い疲れを感じて自然な眠気に誘われましょう。自律神経を整えるため背部のストレス点と頭鍼をして頭と足のお灸をしました。「気持ちが良いですね」「気持ちが良いということは体がこの治療を続けてくださいと言っていることですよ」「週末、主人と尾瀬に行ってきたんです」。気分転換でき、仕事から解放され、睡眠も改善されてきています。