痛みで身体が曲がり、まともに歩けない状態のAさん(66歳男性)は、整形外科で脊柱管狭窄症とヘルニア、腰椎すべり症の併発と診断を受け、医師から手術を勧められました。以前から通院しておられた奥様の勧めと、手術はしたくないという本人の希望で、MRIの写真を持参して来院されました。腰全体の強い痛みに右脚の痺れで15歩も歩けないような状態が"辛い″と訴えておられました。夜も眠れないことが度々で、鎮痛剤も効かなくなっていました。不調のデパートです。
パルス療法、寄せ鍼吸角、温罨法をして差し上げました。気持ちの良いパルス治療は長めにしました。家ではストレッチを宿題にしてもらいました。「痛みが減ってきて寝られるようになった」「今日はタクシーではなく、電車で来られました」「普通に歩けるようになったよ。信じられない」。治療する度に痛みと痺れが減り、苦しみからの解放を実感しておられました。「家の近くのマッサージでゴキッとやられて、それから悪化したのかもしれないです」。