百年に一回の経済恐慌がきました。どんな経済状態になるのか解りません。不安感は募る一方、慌てふためく状態が社会不安を増大させています。会社は長年忠誠を尽くして勤勉に働いてきた従業員を解雇してでも細々と生き延びるか否かの選択を迫られています。一方社員は家のローンはあるし子供の教育費はかかるし、長い間会社の歯車として役立ってきたので簡単にはツブシは利きません。歳も歳だし転職も簡単ではありません。豊かでもなかった生活でしたがこれ以上落とすことも考えられません。既に職を失った人、肩を叩かれている人、会社が赤信号を出している人、誰も悪いことをしていないのに何でこんな苦労をさせられるのか、とんだ災難です。経済危機そのものより人間の心の荒廃と破綻に慌てふためく状態のが恐ろしいことです。日本人の底力は素晴らしく、敗戦からの復興、ドルショック、オイルショック、等何回も危機を乗り越えて世界第二位の経済大国になりました。敗戦時のように苦労は家族で分け合って、耐えるしかありません。こんな時こそ声を出して「苦しいんです!助けてください!」と大声を上げてください。格好良いことを考えて独りで我慢をしてはいけません。みんなでこの危機を乗り越えるべきです。人間は言ってくれなければ他人の命のことは理解できないからです。最近、眠れない、思考力が落ちて仕事が捗らない、だるい、空回りしている、休みたい、「此の儘行ったらおかしくなっちゃう。」そんな人が多くなっています。こんな時、安定剤、眠剤の常用者になってしまいます。汗をかいて運動をして笑い飛ばす習慣を身に着けてください。治療を終えると「生き返ったようです、有難うございます。」と言ってくださいます。だからといって一つも明日からのお力になっていない無力さを何時も感じています。日本でも世界でもこんな事を起こさない努力をする政治家や官僚や指導者を選んでいなかったことが不幸の原因です。それにしても大阪と宮崎の知事さんは頑張っていますね。こんな方が沢山と出てくれる事を願っています。