船橋のО木さん、63歳の女性は両手の指先が痺れます。10年前から兆候がありました。その時は腱鞘炎と言われていました。去年の10月からこわばり、夜間痛が酷くなり病院の整形外科に通院しました。レントゲンの結果、手根管症候群との診断でした。手の関節の管状になっている中を通る正中神経と言う指にまで延びている神経が圧迫されて起きます。糖尿病、リュウマチ等の原因や手首を曲げたり伸ばしたりする反復労働でなる場合があります。母指球筋の萎縮、握力の低下なども起こします。長引く症状に悪化が進むので思い出したように1月12日に来られました。私達には剥離療法と言う独特の開発した治療法があります。手術の後遺症や怪我等で拘縮して動きずらくなった筋肉や関節を手術をせずに伸びやかにして動かせるように出来ます。通常の治療の後に施術します。施術中の運動療法も大切です。1月18日まで五回来られました。「痺れは取れて、力も入るようになったんすが、朝のこわばりだけがあるんですよね。」「長い間苦しんでいたものをそんなに早く治したら神様ですよ。」でも、強張りの取れるのも、あと少しでしょう。