骨折後の治療は鍼治療をお勧めします
市川のNさん(男性会社員・51歳)は、2月中旬外出の際に自宅玄関前の段差で転倒し手をついて骨折してしまいました。橈骨遠位端骨折は上手に治さないと合併症を起こしやすい厄介な骨折です。近年では、プレート固定の手術を行うことで治療成績が飛躍的に進歩しました。術後早期から日常生活での手の使用や入浴も可能です。また、関節拘縮・癒着を予防するため早期のリハビリが実施されます。Nさんも早く治したい一心で病院では一生懸命リハビリをしてきたのですが、最近では引きつれやむくみが強くなってきました。そこで、リハビリと併用して鍼治療も行ったのです。鍼をして筋肉の緊張を解いて緩め、血管や神経を圧迫から解放します。鍼治療後の関節可動域の改善度にNさんもビックリ、痛みもなくスムーズに動く手首に回復の手応えを感じているご様子でした。「治療する度に良くなってるんですよ。」と嬉しそうに手首を動かして見せてくれました。